北陸花火大会まとめ2026|石川・富山・福井の夏の花火カレンダーと見どころガイド
北陸の夏の夜空を彩る花火大会。日本海の海上花火や川面に映る水上花火など、北陸ならではのロケーションで楽しむ花火は格別です。この記事では、2026年に石川・富山・福井で開催予定の花火大会を開催時期順にまとめてご紹介します。各花火大会の歴史や見どころだけでなく、おすすめ観覧スポット・穴場ポイント・屋台情報・周辺観光のモデルプランまで徹底ガイド。北陸の花火大会を最大限に楽しむための完全版です。※日程は例年の実績をもとに記載しています。正式な日程・開催可否は各主催者の公式発表をご確認ください。
目次
北陸の花火大会の魅力 — ここでしか見られない花火体験
全国各地で花火大会が開催される日本の夏。その中でも北陸の花火大会には、この地域ならではの特別な魅力があります。まず第一に挙げられるのが、日本海の海上花火です。三国花火大会や氷見まつり花火大会では、漆黒の海に向かって打ち上げられる花火が水面に反射し、空と海の両方に花火が広がる幻想的な光景を楽しめます。特に三国花火大会の水中花火は、海面すれすれに花開く半円形の花火が名物で、全国の花火ファンが「一度は見たい」と訪れるほどです。
次に注目すべきは、川面に映るリフレクション花火。北國花火金沢大会の犀川、北日本新聞納涼花火の神通川、福井フェニックスまつりの足羽川など、北陸の主要都市を流れる美しい川が天然のスクリーンとなり、打ち上げ花火が水面にもう一つの花火を映し出します。風のない夜には、まるで万華鏡のような二重の花火を堪能できるでしょう。
さらに北陸ならではの魅力として、山を背景にした花火があります。富山湾越しに立山連峰のシルエットが浮かぶ氷見の花火、五箇山の山間に響き渡る利賀の花火など、海・山・里の多彩なロケーションが北陸の花火大会の大きな特徴です。また、北陸は温泉地と花火大会の距離が近いのも嬉しいポイント。和倉温泉から七尾港まつり花火、片山津温泉の湖上花火、山中温泉近くの小松の花火など、温泉と花火を一日で楽しむ贅沢な夏の過ごし方ができます。北陸の美しいビーチでの海水浴と花火大会を組み合わせれば、夏の北陸を満喫する最高の旅程が完成します。
北陸花火大会カレンダー2026 — 7月の花火

北國花火金沢大会(石川県金沢市)
開催時期:7月下旬(例年7月第4土曜日)
打上数:約12,000発
会場:犀川河川敷(大豆田大橋付近)
石川県を代表する花火大会として、毎年約20万人の観客を集める北國花火金沢大会。北國新聞社が主催するこの大会は、50年以上の歴史を持つ金沢の夏の風物詩です。犀川の広い河川敷を会場に、スターマイン、ナイアガラ、尺玉、ワイドスターマインなど多彩なプログラムが約1時間にわたって繰り広げられます。フィナーレのワイドスターマインでは、川幅いっぱいに花火が連続で打ち上がり、犀川が光の洪水に包まれる圧巻の光景です。
金沢の街なかで開催されるためアクセスの良さは北陸随一。金沢駅からバスで約15分、会場周辺には兼六園や金沢城公園といった観光名所も近く、観光と花火を一日で楽しめるのが魅力です。会場周辺の犀川河川敷には約100店の屋台・露店が軒を連ね、金沢おでんやかき氷、焼きそばなど多彩なグルメが楽しめます。地元の人気店が出店することもあり、屋台グルメだけでも十分に堪能できるほどです。
おすすめ観覧スポット:大豆田大橋〜犀川大橋間の河川敷が正面観覧エリアで、花火を間近に楽しめます。上流側の河川敷は比較的空いていて、ゆったりと観覧可能。穴場ポイント:犀川沿いの犀星のみち(W坂付近)は少し離れますが、犀川のリフレクション花火を静かに楽しめる隠れスポット。また、卯辰山の展望台からは、金沢市街の夜景と花火を同時に一望でき、写真撮影に人気のビューポイントです。
三国花火大会(福井県坂井市)
開催時期:8月11日(例年8月11日固定)
打上数:約10,000発
会場:三国サンセットビーチ
北陸最大級の呼び声が高い三国花火大会は、明治時代から100年以上の歴史を持つ福井県を代表する花火大会です。日本海に面した三国サンセットビーチを舞台に、約10,000発の花火が夜空と海面を彩ります。最大の見どころは、全国的にも珍しい水中花火。海面から扇状に広がる花火は、まるで海から光が湧き上がるような幻想的な美しさで、三国花火大会の代名詞となっています。加えて、直径約480メートルにもなる2尺玉の大輪も必見。腹に響くような轟音とともに、夜空いっぱいに広がる巨大花火に会場全体から歓声が上がります。
山側の打ち上げ花火と海側の水中花火が交互に繰り広げられる演出プログラムは約1時間30分。クライマックスでは、空と海の両方から同時に花火が打ち上がるグランドフィナーレに、感動で涙する観客も少なくありません。会場の三国サンセットビーチ沿いには約300店もの屋台が立ち並び、北陸最大規模の縁日を楽しめます。福井名物のソースカツ丼や海鮮焼き、越前おろしそばなど、地元グルメの屋台も出店するのが嬉しいポイントです。
おすすめ観覧スポット:三国サンセットビーチの砂浜は、レジャーシートを敷いて寝転がりながら花火を楽しめるベストポジション。ただし、場所取りは朝から始まるほどの人気のため、有料観覧席の事前購入が安心です。穴場ポイント:ビーチの北側、三国港突堤付近は比較的混雑が少なく、水中花火を正面から楽しめるポイント。また東尋坊方面の海岸沿いの高台からは、花火全体を俯瞰で見渡せる知る人ぞ知るスポットです。車の場合は早めに到着し、会場から離れた臨時駐車場からシャトルバスを利用するのがスムーズです。
北陸花火大会カレンダー2026 — 8月の花火
北日本新聞納涼花火(富山県富山市)
開催時期:8月1日(例年8月1日固定)
打上数:約8,000発
会場:神通川河川敷
富山市の夏の幕開けを告げる北日本新聞納涼花火は、1947年(昭和22年)に始まった富山県を代表する花火大会です。約8,000発の花火が神通川の河川敷から打ち上げられ、例年約30万人の観客が訪れます。花火は神通川の水面に美しく映り込み、富山城のシルエットとの共演が見事な絶景を生み出します。大型スターマインや音楽花火など、変化に富んだプログラムが約1時間にわたって展開されます。
会場は富山駅から徒歩約15分という好立地で、北陸の花火大会の中でもトップクラスのアクセスの良さを誇ります。河川敷には約200店の屋台が出店し、富山ブラックラーメン、白えびかき揚げ、ます寿しなど富山のご当地グルメも味わえます。2024年の北陸新幹線延伸以降は、県外からの来場者も増加傾向で、ますます賑わいを見せています。
おすすめ観覧スポット:神通川にかかる有沢橋〜富山大橋間の河川敷が正面エリア。有料観覧席も設けられ、確実にベストポジションで楽しみたい方におすすめです。穴場ポイント:打ち上げ地点から少し上流の安野屋橋付近は、混雑を避けつつ花火を近くで鑑賞できるエリア。また、富山県美術館(通称TAD)のオノマトペの屋上は、打ち上げ方向に開けた見晴らしで、花火鑑賞の穴場として地元で密かに人気があります。
氷見まつり花火大会(富山県氷見市)
開催時期:8月上旬
打上数:約5,000発
会場:氷見漁港周辺
富山湾越しに立山連峰を望む海上花火という、日本でも屈指のロケーションを誇る花火大会です。晴れた夕方には、日本海に沈む夕日で空がオレンジ色に染まり、その余韻が残るなかで花火が打ち上がるという、夢のような光景を楽しめます。条件が良ければ、3,000メートル級の立山連峰のシルエットが暮れなずむ空に浮かび上がり、花火と山と海が一体となった北陸でしか見られない絶景が広がります。
氷見は漫画家・藤子不二雄Aの故郷でもあり、花火大会当日は「氷見まつり」として町全体が祭り一色に。忍者ハットリくんのキャラクターが町中に溢れ、お祭りムード満点です。漁港周辺の屋台では、氷見漁港直送の新鮮な海鮮グルメが味わえるのも大きな魅力。氷見うどん、氷見の寒ブリ(夏は旬ではありませんが、氷見カレーや海鮮焼きなど夏メニューが充実)、白えびのかき揚げなどが人気です。
おすすめ観覧スポット:氷見漁港の比美乃江公園は、花火を正面から楽しめるメインの観覧エリア。芝生にレジャーシートを敷いてのんびり鑑賞できます。穴場ポイント:氷見海岸沿いの「ひみ番屋街」(氷見漁港場外市場)のデッキテラスは、食事やお土産を楽しみながら花火を観覧できる一石二鳥のスポット。また、氷見市街の北側にある朝日山公園からは、富山湾と花火を高台から見下ろす壮大なパノラマが楽しめます。
福井フェニックスまつり花火大会(福井県福井市)
開催時期:8月上旬(フェニックスまつり期間中)
打上数:約10,000発
会場:足羽川河川敷
福井フェニックスまつりは、1945年の福井空襲と1948年の福井地震からの復興を記念して始まった福井市最大の夏祭りです。「フェニックス(不死鳥)」の名は、二度にわたる壊滅的な被害から力強く復興した福井市を象徴しています。その祭りのフィナーレを飾る花火大会は約10,000発の規模を誇り、足羽川桜並木で知られる足羽川の河川敷が夏は花火の壮大な舞台に変わります。
人気企業や個人が打ち上げるメッセージ花火では、花火が上がる前にアナウンスでメッセージが読み上げられ、プロポーズや家族への感謝などが会場の感動を誘います。音楽花火では、ヒット曲や映画音楽に合わせて花火がシンクロし、光と音のエンターテインメントが繰り広げられます。クライマックスのワイドスターマインでは、足羽川の川幅いっぱいに花火が連射され、河面に映る花火と相まって会場が光に包まれます。屋台は足羽川河川敷沿いに約150店が出店し、福井名物のソースカツ丼、越前おろしそば、焼き鯖寿司なども並びます。
おすすめ観覧スポット:足羽川にかかる幸橋〜板垣橋間の河川敷が正面観覧エリア。有料観覧席もこのエリアに設置されます。穴場ポイント:足羽山の展望台「自然史博物館」付近からは、福井市街の夜景と足羽川の花火を見渡す高台からのパノラマビューが楽しめます。また、足羽川右岸(南側)の堤防沿いの遊歩道は、左岸のメイン会場より混雑が少なく、のんびり観覧できる地元民御用達のスポットです。
小松市どんどんまつり花火大会(石川県小松市)
開催時期:8月上旬
打上数:約6,000発
会場:梯川河川敷
南加賀を代表する花火大会として、毎年多くの地元住民と観光客で賑わう小松市どんどんまつりの花火大会。小松市の中心部を流れる梯川(かけはしがわ)の河川敷から約6,000発の花火が打ち上げられます。「どんどんまつり」の名は、花火の「ドンドン」という音に由来するとも言われ、地元に愛される夏の一大イベントです。尺玉やスターマインが次々と夏の夜空を彩り、なかでも尺玉の連発は、近くで見ると空全体が花火で覆われるような迫力があります。
小松市は航空自衛隊小松基地がある「空のまち」としても知られ、花火大会の日中には「どんどんまつり」の一環でパレードやステージイベント、盆踊りなどが街中で開催されます。屋台は梯川河川敷沿いに約80店が出店。小松うどんや地元のB級グルメが楽しめます。加賀温泉郷(山代・山中・片山津)からのアクセスも良く、温泉旅行と組み合わせて訪れる方も多い大会です。
おすすめ観覧スポット:梯川にかかる小松大橋付近の河川敷がメインの観覧エリアで、打ち上げ花火を正面から楽しめます。穴場ポイント:小松市の安宅関跡近くの安宅海岸は、花火打ち上げ地点からやや離れますが、日本海の波の音をBGMに花火を楽しめるロマンチックなスポット。また、小松駅東側の「こまつの杜」付近の高台は、街並みと花火を同時に眺められるビューポイントです。
七尾港まつり花火大会(石川県七尾市)
開催時期:8月上旬
打上数:約3,000発
会場:七尾港府中埠頭
能登の玄関口・七尾市で毎年開催される七尾港まつりのクライマックスを飾る花火大会です。七尾湾に打ち上げられる海上花火が、穏やかな湾内の水面に美しく映り込みます。打上数は約3,000発と北陸の大規模花火大会に比べるとコンパクトですが、そのぶん港町ならではの温かい雰囲気のなかで、花火を身近に感じられるのが魅力です。能登の夏祭り特有の活気ある「でか山」(巨大な山車)の巡行が花火大会に先立って行われ、祭りの熱気が最高潮に達した夜空に花火が打ち上がるという、能登ならではの体験ができます。
花火大会と合わせて楽しみたいのが、七尾の街歩き。花嫁のれん館や一本杉通りの町家散策、能登食祭市場での海鮮グルメなど、見どころが豊富です。屋台は七尾港周辺に約50店が出店し、能登のいか焼きや能登牡蠣、たこ焼きなど港町らしい海鮮系の屋台が目立ちます。
おすすめ観覧スポット:七尾港府中埠頭の岸壁沿いがメインの観覧エリアで、海上花火を正面から楽しめます。有料観覧席が設けられる場合もあります。穴場ポイント:和倉温泉の旅館の上階や、和倉温泉の足湯「妻恋舟の湯」付近からは、七尾湾越しに花火を眺めることができ、温泉情緒たっぷりの花火鑑賞が叶います。花火大会の日に合わせて和倉温泉に宿泊し、浴衣で夕涼みをしながら花火を楽しむのが最高の贅沢です。
利賀の花火大会(富山県南砺市)
開催時期:8月中旬
打上数:約2,000発
会場:利賀地区
南砺市の山間に位置する利賀(とが)地区で開催される、知る人ぞ知る穴場の花火大会です。世界演劇祭「利賀フェスティバル」で知られる利賀村は、標高約500メートルの山あいの集落。ここで打ち上げられる花火は、周囲を取り囲む山々に音が反響し、まるで360度から花火の轟音に包まれるような独特の迫力があります。都会の花火大会では味わえない、山間ならではの「音と光の体験」は一度味わうと忘れられません。
約2,000発と規模は小さめですが、観客数も少ないため、レジャーシートを広げてゆったりと鑑賞できるのが嬉しいポイント。花火大会と同時期に「利賀の夏まつり」が開催され、盆踊り大会や地元の獅子舞など、山里の夏祭り情緒を堪能できます。利賀地区周辺には五箇山の合掌造り集落(世界遺産)があり、花火大会とセットで訪れるのがおすすめ。利賀のそば(利賀そば)は地元の名物で、祭りの屋台でも味わえます。宿泊は利賀地区の山荘や能登・五箇山エリアの農家民宿を利用すると、より深い山里体験ができます。
おすすめ観覧スポット:利賀国際キャンプ場周辺が花火の打ち上げに近く、迫力ある鑑賞が可能。穴場ポイント:利賀地区は全域がある意味穴場ですが、利賀大橋付近からは花火を正面に見ることができ、山々のシルエットとともに写真映えするポイントです。
北陸花火大会カレンダー2026 — 8月毎晩開催の花火
片山津温泉花火大会(石川県加賀市)
開催時期:8月1日〜31日の毎晩(例年)
打上数:毎晩約200発(期間中合計約6,000発)
会場:柴山潟
片山津温泉の夏の風物詩として、8月の毎晩花火が打ち上げられるのが最大の特徴です。「いつ行っても花火が見られる」という手軽さで、旅行の日程を花火大会に合わせる必要がないのが嬉しいポイント。柴山潟の湖上から打ち上げられる花火は湖面に美しく映り込み、晴れた日には白山連峰のシルエットを背景にした幻想的な光景が広がります。打ち上げ時間は約15〜20分と短めですが、温泉街の夜のお散歩がてら気軽に楽しめる「毎晩の小さな贅沢」です。
片山津温泉は加賀温泉郷の一つで、柴山潟のほとりに湧く温泉街。「総湯」(公衆浴場)は建築家・谷口吉生が設計したモダンなガラス張りの建物で、湖を眺めながら入浴を楽しめます。浮御堂やうきうき弁天など散策スポットもあり、温泉と花火を毎晩楽しめる贅沢な夏の過ごし方ができます。花火は旅館やホテルの客室・露天風呂から見えるところも多く、宿にいながら花火鑑賞ができるのも温泉地ならではの醍醐味です。
おすすめ観覧スポット:柴山潟湖畔の遊歩道沿いがベストポジション。特に「浮御堂」周辺は湖面に映る花火を間近に楽しめます。片山津温泉の総湯の前も人気の鑑賞スポットです。穴場ポイント:柴山潟の対岸(北側)にある「湖畔公園」付近は、観光客が少なく静かに花火を鑑賞できる場所。また、日中は加賀温泉郷のアートスポットや山代温泉の古総湯めぐりを楽しんでから、夜は片山津の花火を見るという過ごし方もおすすめです。
北陸花火大会カレンダー2026 — 秋の花火

北陸では夏だけでなく、秋にも花火が楽しめるイベントがあります。能登半島では秋祭りの一環として花火が打ち上げられることが多く、能登のキリコ祭りと花火を一度に楽しめるのも能登の秋の魅力です。各地域のお祭りに合わせて打ち上げられる花火は、規模は小さくとも祭りの熱気と一体となった独特の感動があります。秋の花火は夏に比べて空気が澄んでおり、花火がより鮮やかに見えるというメリットもあります。
北陸花火大会の月別カレンダー一覧2026
北陸で開催される主要な花火大会を月別にまとめました。旅行の計画にお役立てください。
7月の北陸花火大会
| 花火大会名 | 開催日 | 会場 | 打上数 | 県 |
|---|---|---|---|---|
| 北國花火金沢大会 | 7月下旬(第4土曜) | 犀川河川敷 | 約12,000発 | 石川 |
8月の北陸花火大会
| 花火大会名 | 開催日 | 会場 | 打上数 | 県 |
|---|---|---|---|---|
| 北日本新聞納涼花火 | 8月1日 | 神通川河川敷 | 約8,000発 | 富山 |
| 片山津温泉花火大会 | 8月1日〜31日 毎晩 | 柴山潟 | 毎晩約200発 | 石川 |
| 氷見まつり花火大会 | 8月上旬 | 氷見漁港周辺 | 約5,000発 | 富山 |
| 福井フェニックスまつり花火 | 8月上旬 | 足羽川河川敷 | 約10,000発 | 福井 |
| 小松市どんどんまつり花火 | 8月上旬 | 梯川河川敷 | 約6,000発 | 石川 |
| 七尾港まつり花火大会 | 8月上旬 | 七尾港府中埠頭 | 約3,000発 | 石川 |
| 三国花火大会 | 8月11日 | 三国サンセットビーチ | 約10,000発 | 福井 |
| 利賀の花火大会 | 8月中旬 | 利賀地区 | 約2,000発 | 富山 |
北陸の花火大会を楽しむための実用ガイド
場所取りのコツと有料観覧席の北陸花火大会情報
北陸の人気花火大会で良い場所を確保するためのポイントをまとめます。三国花火大会は北陸でもっとも場所取りが熾烈で、朝6時〜7時頃から砂浜にシートを敷く方がいるほど。確実に良い場所で見たい方は有料観覧席(例年6月頃に販売開始)の事前購入がおすすめです。北國花火金沢大会は夕方16時頃からの場所取りで十分間に合うことが多いですが、犀川河川敷の正面エリアは17時には埋まり始めます。北日本新聞納涼花火は河川敷が広いため比較的余裕がありますが、有沢橋〜富山大橋間の正面エリアは早めの確保が安心です。
共通するコツとして、打ち上げ場所から少し離れたエリアを狙うと、混雑を避けつつ花火全体を見渡せます。また、河川敷の花火大会では上流側が比較的空いていることが多いです。有料観覧席は椅子席・マス席・テーブル席などがあり、価格帯は1人2,000〜5,000円程度。グループで来る場合はマス席がお得です。販売は各大会の公式サイトやコンビニ端末で行われることが多いので、6月〜7月初旬にはチェックしておきましょう。
北陸の花火大会に持っていきたい持ち物リスト
花火大会を快適に楽しむための持ち物をリストアップしました。北陸の夏特有の気候を考慮したアイテムも含まれます。
必携アイテム:レジャーシート(厚手がおすすめ。河川敷の石がゴツゴツすることも)、虫除けスプレー(川沿い・海沿いは蚊が多い)、飲み物(凍らせたペットボトルも便利)、ウェットティッシュ、ゴミ袋(会場のゴミ箱は混雑)、モバイルバッテリー(スマホの充電確保)。
あると便利なアイテム:折りたたみクッション(長時間座るとお尻が痛くなる)、うちわ・扇子(北陸の夏は蒸し暑い)、タオル(汗拭き&首に巻いて暑さ対策)、薄手の上着やカーディガン(夜の川沿い・海沿いは意外と冷えることがある。北陸の夜は内陸より気温が下がりやすい)、懐中電灯・スマホライト(帰りの足元の安全に)、雨具・折りたたみ傘(北陸は天候が変わりやすい。急な夕立への備え)。
浴衣で行く方:下駄は慣れないと足が痛くなるので、履き慣らしておくか鼻緒の柔らかいものを。ビーチサンダルを予備で持っていくと安心。風呂敷やあずま袋はコンパクトに畳めて浴衣との相性も抜群です。
北陸で浴衣レンタル — 花火大会を浴衣で楽しむ
花火大会を浴衣で楽しみたいけれど、旅行に浴衣を持っていくのは大変……という方には浴衣レンタルがおすすめです。金沢では、ひがし茶屋街周辺に着物・浴衣レンタルショップが複数あり、夏期は浴衣プランを提供しています。着付け・ヘアセット込みで3,000〜5,000円程度が相場で、北國花火金沢大会の日は夜まで返却延長してくれる店もあります。加賀温泉郷では、温泉旅館で浴衣が用意されるのが一般的ですが、レンタル浴衣で街歩きできるサービスを提供している旅館やお店もあります。旅館の浴衣のまま片山津温泉の花火を見に行くのは、温泉地ならではの粋な楽しみ方です。
北陸の花火大会へのアクセスと交通規制の注意点
大規模な花火大会では会場周辺で交通規制が行われ、車でのアクセスは大幅に制限されます。公共交通機関の利用が基本ですが、臨時バスやシャトルバスが運行される大会も多いので事前に確認しましょう。北陸新幹線を利用すれば、東京から金沢まで約2時間30分、富山まで約2時間でアクセスでき、日帰りでの花火鑑賞も可能です。
車で行く場合は、会場から離れた臨時駐車場に停めてシャトルバスを利用するのがスムーズ。花火終了後は一斉に帰路につくため、周辺道路は1〜2時間の大渋滞になることも。時間に余裕がある方は、花火終了後30分〜1時間ほど会場でゆっくりしてから帰ると、渋滞のピークを避けられます。三国花火大会では、花火後に東尋坊周辺の宿に泊まって翌朝帰るのが渋滞回避の賢い選択です。
北陸花火大会の宿泊と早めの予約について
花火大会当日は周辺の宿泊施設が早期に満室になります。特に人気の高い以下の大会は2〜3か月前の予約が必須です。
三国花火大会:東尋坊周辺や三国温泉の宿は5月頃には満室になることも。あわら温泉まで範囲を広げると選択肢が増えます。七尾港まつり:和倉温泉の旅館は花火大会プランを提供するところも多く、部屋から花火が見える特別プランは特に人気。早めの問い合わせを。北國花火金沢大会:金沢市内のホテルは夏のハイシーズンと重なるため、湯涌温泉など金沢市郊外の温泉宿も選択肢に入れると良いでしょう。片山津温泉花火大会:毎晩開催のため宿泊日を選ばない利点がありますが、8月の週末は混み合います。山代温泉や山中温泉に泊まって片山津の花火を見に行くという方法も。
北陸の花火大会+周辺観光モデルプラン
花火大会は夜のイベント。日中の時間を使って周辺観光を楽しめば、北陸の夏旅がさらに充実します。各花火大会に合わせたおすすめのモデルプランをご紹介します。
北國花火金沢大会+金沢観光モデルプラン
午前:近江町市場で朝ごはん(海鮮丼や新鮮な寿司)→ 兼六園・金沢城公園散策(暑い夏も木陰が多く涼しい)
午後:金沢21世紀美術館で涼みながらアート鑑賞 → ひがし茶屋街で金箔ソフトクリームや町家カフェでひと休み
夕方:犀川河川敷で場所取り → 屋台グルメで腹ごしらえ → 北國花火金沢大会を満喫
翌日:長町武家屋敷跡散策 → 妙立寺(忍者寺)見学
金沢のおすすめ観光スポットを事前にチェックして、自分だけのプランを組み立てるのもおすすめ。金沢1日モデルコースも参考にしてください。
三国花火大会+東尋坊・福井観光モデルプラン
午前:東尋坊の断崖絶壁を散策 → 遊覧船で海食洞を巡る
午後:三国の町並み散策 → 三国サンセットビーチで海水浴 → 三国サンセットビーチで夕日を鑑賞
夕方〜夜:屋台グルメ(ソースカツ丼、越前おろしそば)→ 三国花火大会の壮大な海上花火を堪能
翌日:永平寺で禅の世界を体験 → 福井市街観光
福井をもっと深く楽しみたい方は福井観光おすすめスポット完全ガイドを参考にしてください。
北日本新聞納涼花火+富山観光モデルプラン
午前:富山城・富山城址公園を散策 → 富山市ガラス美術館(TOYAMAキラリ)でアート鑑賞
午後:富岩運河環水公園でのんびり → 世界一美しいスタバで休憩
夕方〜夜:神通川河川敷で場所取り → 富山ブラックラーメンや白えびかき揚げの屋台を堪能 → 北日本新聞納涼花火を鑑賞
翌日:氷見でブリしゃぶランチ → 千里浜なぎさドライブウェイをドライブ
富山の魅力をもっと知りたい方は富山観光おすすめスポット完全ガイドをご覧ください。
七尾港まつり花火+能登観光モデルプラン
午前:のとじま水族館でジンベエザメやイルカショーを楽しむ
午後:七尾の街歩き(花嫁のれん館・一本杉通り)→ 能登食祭市場で海鮮ランチ
夕方〜夜:七尾港府中埠頭で「でか山」巡行を見物 → 七尾港まつり花火大会
宿泊:和倉温泉で花火の余韻に浸りながら温泉を満喫
翌日:七尾城跡から七尾湾を一望 → 能登島ドライブ
能登半島をもっと巡りたい方は能登半島ドライブコース完全ガイドも参考にしてください。
片山津温泉花火+加賀温泉郷観光モデルプラン
午前:那谷寺の奇岩と苔の庭園を散策 → 大聖寺と九谷焼の里で陶芸体験
午後:鶴仙渓の川床で涼をとりながらスイーツを楽しむ → 山代温泉古総湯で湯めぐり
夕方〜夜:片山津温泉にチェックイン → 総湯や浮御堂を散策 → 片山津温泉の湖上花火を鑑賞
翌日:山中温泉のこおろぎ橋・あやとり橋散策 → 加賀温泉郷のアートめぐり
加賀温泉郷全体を楽しむなら加賀温泉郷ガイドもチェックしてみてください。
氷見まつり花火+富山湾観光モデルプラン
午前:氷見の「ひみ番屋街」で海鮮朝市と氷見グルメを堪能
午後:雨晴海岸から富山湾越しの立山連峰を眺める → 砺波の散居村まで足を延ばし、日本の原風景を満喫
夕方〜夜:氷見漁港周辺で「氷見まつり」のパレードや屋台を楽しむ → 氷見まつり花火大会で立山連峰×海上花火の絶景を堪能
翌日:和倉温泉や能登の牡蠣小屋まで足を延ばす
北陸の花火大会を楽しむための総合アドバイス
天候について:北陸の夏は晴れ間と突然の雨が交互に来ることがあります。花火大会当日は、折りたたみ傘や薄手のレインコートを念のため持参しましょう。小雨程度であれば決行される大会がほとんどですが、荒天時は中止・延期となることも。当日の開催可否は各大会の公式SNSや公式サイトで確認できます。
写真撮影のコツ:スマートフォンで花火を撮影する場合は、「夜景モード」や「長時間露光モード」を使うと美しく撮れます。三脚やスマホスタンドがあればブレを防げますが、周囲の方の迷惑にならないサイズのものを選びましょう。動画撮影もおすすめで、花火の音と光を一緒に記録できます。
お子様連れの方:大きな花火の音を怖がるお子様もいます。打ち上げ場所から少し離れた場所を選ぶと、音が和らいで楽しみやすくなります。また、迷子防止のため、お子様には光る腕輪や名前・連絡先を書いた名札を付けておくと安心です。北陸子連れ旅行ガイドも参考にして、家族で楽しい花火体験を計画してみてください。
カップル・女子旅の方:浴衣を着て花火を楽しむのは夏の風物詩。金沢のひがし茶屋街周辺でレンタル浴衣を借り、そのまま犀川の花火大会へ向かうのが人気のデートコースです。北陸女子旅ガイドでは、花火以外の映えスポットやグルメ情報も紹介しています。
北陸の花火大会は、単なる花火鑑賞にとどまらない魅力があります。海・川・湖・山という多彩なロケーション、温泉とのセット体験、能登の祭り文化との融合——そのすべてが、北陸の花火大会を「一度は行きたい夏のイベント」にしています。ぜひこの夏は、北陸の花火大会で特別な夏の思い出をつくってください。北陸2泊3日モデルコースを参考に、花火大会を組み込んだ旅行プランを立ててみてはいかがでしょうか。
写真クレジット:
花火大会 — Kropsoq(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)
輪島大祭のキリコ — Catalogingcsusb1(Wikimedia Commons / CC BY 4.0)







