北陸の透明度が高い海水浴場ランキング2026|石川・富山・福井のおすすめビーチ7選
北陸の海は透明度が高く、夏のシーズンには美しいビーチで海水浴を楽しめます。日本海側は太平洋側に比べて海水浴場が混雑しにくく、穴場感があるのも魅力。この記事では、石川・富山・福井の北陸三県で透明度が高いおすすめ海水浴場をランキング形式でご紹介します。各ビーチの水質・設備・周辺観光情報から、目的別おすすめビーチ、モデルプラン、持ち物・注意点まで、2026年夏の北陸ビーチ選びに役立つ情報を網羅しました。
目次
北陸の海が美しい理由 — 日本海の透明度が高い秘密
北陸の海がこれほどまでに透明度が高い理由は、いくつかの地理的・海洋学的要因にあります。まず、対馬暖流の恩恵です。九州の西を北上してきた対馬暖流は、日本海を反時計回りに循環しながら北陸沿岸にも暖かく澄んだ海水をもたらします。この暖流は外洋の清浄な海水を運んでくるため、太平洋側のように河川からの土砂や生活排水が滞留しにくく、海水の透明度が高く保たれるのです。
次に、北陸の海岸地形の特徴が挙げられます。能登半島のリアス式海岸や若狭湾の入り江は、外洋からの大きなうねりを遮り、波が穏やかで砂が巻き上がりにくい環境を作っています。特に能登半島の東側(内浦)は、七尾湾や九十九湾のように入り組んだ地形が天然の防波堤となり、透明度の高い静かな海が広がります。一方、福井県の若狭湾沿岸は、敦賀半島や美浜の海岸線がリアス式の入り江を形成し、外洋の影響を受けにくい穏やかな海域を生んでいます。
そして、北陸のビーチの大きな魅力が「人の少なさ」です。関東・関西の主要海水浴場と比べると来場者数が圧倒的に少なく、ビーチが砂で白く保たれ、水質も良好に維持されています。環境省の水質調査でも、北陸の海水浴場は毎年高い評価を受けています。混雑を避けてゆったりと美しい海を楽しみたい方にとって、北陸の海水浴場はまさに穴場の宝庫といえるでしょう。
北陸の海水浴場を目的別に選ぶ
北陸の海水浴場は、それぞれ個性豊かな特徴を持っています。目的に合わせてビーチを選ぶことで、夏の海をさらに楽しめます。以下の目的別ガイドを参考に、あなたにぴったりのビーチを見つけてください。
ファミリー向けビーチ
鉢ヶ崎海水浴場(石川県珠洲市)と増穂浦海岸(石川県志賀町)は、遠浅で波が穏やかな砂浜が広がり、小さな子ども連れの家族に最適です。鉢ヶ崎は隣接するキャンプ場や温泉施設が充実しており、増穂浦は広々とした砂浜でのびのび遊べます。雨晴海岸(富山県高岡市)も遠浅で比較的穏やかなため、立山連峰の絶景を眺めながら家族で過ごすのにおすすめです。北陸の子連れ旅行については北陸子連れ旅行ガイドも参考にしてみてください。
カップル向けビーチ
水島海水浴場(福井県敦賀市)は、渡し船で渡る無人島のビーチという特別感があり、カップルでの思い出作りに最適です。「北陸のハワイ」と呼ばれるエメラルドグリーンの海は、非日常感たっぷり。水晶浜海水浴場(福井県美浜町)も、きめ細かい白砂と透明な海のコントラストが美しく、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。能登方面なら恋路海岸も悲恋伝説が残る縁結びスポットとして知られています。
シュノーケル・ダイビング向けビーチ
木ノ浦海岸(石川県珠洲市)は、北陸随一のダイビング・シュノーケリングスポット。透明度10m超の海で、イシダイやメジナ、ソラスズメダイなど多彩な魚を観察できます。九十九湾(石川県能登町)も入り江の穏やかな海でシーカヤックやシュノーケリングが楽しめ、海底が見通せるほどの透明度です。水島海水浴場も浅瀬でのシュノーケリングに適しています。
絶景・写真映えビーチ
雨晴海岸は、3,000m級の立山連峰を海越しに望む日本でも唯一無二の絶景ビーチ。海水浴をしながら北アルプスの山並みを眺められるのは、日本全国を探してもここだけです。増穂浦海岸は能登の夕日スポットとしても知られ、日本海に沈む夕日をバックに美しい写真が撮れます。
北陸の海水浴場ランキング 第1位:水島海水浴場(福井県敦賀市)

「北陸のハワイ」と呼ばれる水島は、敦賀半島の先端に浮かぶ無人島のビーチ。渡し船でしかアクセスできない隔絶された環境ゆえに、水の透明度は抜群です。白い砂浜とエメラルドグリーンの海は、日本海とは思えない美しさ。島全体が手つかずの自然に囲まれており、都会の喧騒から完全に離れた非日常の空間が広がります。
水島の砂浜は、サンゴの破片と貝殻が砕けてできた白砂で、粒子が細かくサラサラとした感触が特徴です。島の南側は遠浅のビーチが広がり、浅瀬では小さな子どもでも安心して遊べます。一方、北側はやや深くなっている場所があり、シュノーケリングで海中の魚を観察するのに適しています。透明度が高い日には、水深5m以上の海底まではっきりと見渡せることも。イシダイやベラ、カサゴなど日本海の魚たちが泳ぐ様子を間近で楽しめます。
注意点として、水島は無人島のため売店・海の家は一切ありません。飲み物・食べ物・日除けのパラソルやテントは必ず持参してください。ゴミの持ち帰りも徹底が求められます。渡し船は天候によって欠航することがあるため、事前に運航状況の確認を忘れずに。また、最終便の時間を必ず把握しておきましょう。
透明度:約10〜15m(北陸トップクラス)
開設期間:7月中旬〜8月下旬
アクセス:色ヶ浜から渡し船で約10分(往復大人1,200円程度)
ファミリー向け度:南側の浅瀬は子ども連れにも可。ただし設備がないため、準備万全で
シュノーケル:可(北側の岩場付近がおすすめ)
水島海水浴場の設備情報
シャワー:なし(色ヶ浜の渡し船乗り場付近にあり)
トイレ:簡易トイレあり(数が限られるため、乗船前に済ませるのが安心)
駐車場:色ヶ浜周辺に有料駐車場あり(1日1,000〜1,500円程度、夏季は早朝に満車になることも)
海の家:なし(無人島のため売店もなし。飲食物は必ず持参)
ライフガード:開設期間中は監視員が配置されることがあるが、年によって異なる
北陸の海水浴場ランキング 第2位:木ノ浦海岸(石川県珠洲市)
能登半島の最北端エリアに位置する木ノ浦海岸は、能登屈指の透明度を誇るダイビング・シュノーケリングスポット。入り江になっているため波が穏やかで、海底まで見通せる透き通った海が広がります。北陸で本格的に海中の世界を楽しみたいなら、木ノ浦は外せない選択肢です。
木ノ浦の最大の魅力は、その豊かな海中生態系です。対馬暖流の影響で、南方系の魚であるソラスズメダイやキジハタ、コブダイなどが生息しており、本州の日本海側とは思えないカラフルな海中景観が広がります。海底には海藻の森が広がり、ウニやサザエ、アワビも見られます。透明度が10m以上ある日には、まるで水族館の中を泳いでいるような感覚を味わえるでしょう。ダイビングショップが体験ダイビングやシュノーケリングツアーを実施しているため、初心者でも安心して楽しめます。
砂浜は小さな入り江にあり、こぢんまりとした雰囲気。岩場が多いため、マリンシューズの着用が必須です。周辺には見附島(軍艦島)や禄剛埼灯台など能登半島最先端の名所が点在しており、海水浴と合わせた奥能登の珠洲めぐりがおすすめです。
透明度:約10〜12m
開設期間:7月中旬〜8月中旬
アクセス:のと里山海道経由で金沢から約2時間30分
ファミリー向け度:岩場が多く小さな子には不向き。小学校高学年以上なら楽しめる
シュノーケル:強くおすすめ(体験ツアーあり。熱帯魚のような魚が観察できることも)
木ノ浦海岸の設備情報
シャワー:木ノ浦ビレッジ(宿泊・日帰り施設)に温水シャワーあり
トイレ:あり
駐車場:無料駐車場あり(約20台)
海の家:なし(木ノ浦ビレッジで軽食・飲み物の購入可)
ライフガード:常駐なし(自己責任での遊泳となる)
北陸の海水浴場ランキング 第3位:鉢ヶ崎海水浴場(石川県珠洲市)
珠洲市の鉢ヶ崎海水浴場は、環境省の「快水浴場百選」に選ばれた能登を代表するビーチ。遠浅で透明度の高い海と白い砂浜が広がり、家族連れにも人気。隣接するキャンプ場や温泉施設もあり、1日たっぷり楽しめます。能登半島の先端付近に位置するためアクセスに時間はかかりますが、その分混雑が少なく、美しい海を独占できる贅沢があります。
鉢ヶ崎の砂浜は、きめ細かいサラサラの白砂が約400mにわたって弧を描くように続いています。遠浅の地形は小さな子どもでも安心で、波打ち際から50mほど沖に出ても大人の腰程度の深さ。水質は毎年「AA」(最高ランク)の評価を受けることが多く、海水の透明度は晴れた日に海底の砂紋がくっきり見えるほどです。砂浜の両端は岩場になっており、そこではカニや小魚を観察する磯遊びも楽しめます。
隣接する鉢ヶ崎リゾートには、オートキャンプ場、コテージ、テニスコート、温泉施設「すずの湯」があり、海水浴後に温泉で塩を流してさっぱりできるのは嬉しいポイント。キャンプ場を予約すれば、海辺でBBQをしながら満天の星空を楽しむこともできます。珠洲市内の珠洲焼資料館や揚げ浜式製塩体験と組み合わせれば、充実した能登の1日になります。
透明度:約8〜12m
開設期間:7月中旬〜8月中旬
アクセス:金沢から車で約2時間30分
ファミリー向け度:非常に高い(遠浅・設備充実・温泉隣接)
シュノーケル:砂浜中央は砂地のため魚は少なめ。両端の岩場付近で可
鉢ヶ崎海水浴場の設備情報
シャワー:あり(海水浴場内に冷水シャワー。温水は隣接の「すずの湯」を利用)
トイレ:あり(海水浴場内に複数設置)
駐車場:無料駐車場あり(約200台。夏季繁忙期でも比較的余裕あり)
海の家:開設期間中に臨時出店あり(軽食・飲み物・浮き輪レンタルなど)
ライフガード:開設期間中は監視員配置
北陸の海水浴場ランキング 第4位:九十九湾(石川県能登町)
日本百景に選ばれた九十九湾は、入り組んだリアス式海岸が生む穏やかな入り江。海水浴場としても人気が高く、透明度の高い海でシーカヤックやグラスボートが楽しめます。湾内は波がほとんどなく、まるで湖のように静かな海面が広がるため、小さな子どもや海に慣れていない方でも安心して遊べます。
九十九湾の海中は、対馬暖流がもたらす豊かな生態系が魅力です。グラスボートに乗れば、船底のガラス越しに海底の岩礁に群がる魚たちや、ゆらめく海藻の森を観察できます。シーカヤックでは、入り組んだ入り江を漕ぎ進みながら、人が入れない小さな浜辺や洞窟に近づくこともできます。シュノーケリングにも適しており、岩場ではウミウシやヒトデ、イソギンチャクなど多彩な海洋生物に出会えます。
周辺にはのと海洋ふれあいセンターがあり、磯の生き物観察やスノーケリング体験のプログラムを実施しています。子どもの海洋学習にも最適なスポットです。また、九十九湾から車で約30分ののとじま水族館や、美しい夕日で知られる恋路海岸も近く、能登の海を満喫する1日コースが組めます。
透明度:約8〜10m
アクセス:金沢から車で約2時間
ファミリー向け度:高い(波が穏やか・体験プログラムが充実)
シュノーケル:おすすめ(のと海洋ふれあいセンターのプログラムで安全に体験可能)
九十九湾の設備情報
シャワー:のと海洋ふれあいセンターに温水シャワーあり
トイレ:あり
駐車場:無料駐車場あり(のと海洋ふれあいセンター駐車場を利用)
海の家:なし(周辺の民宿・飲食店を利用)
ライフガード:体験プログラム時はインストラクターが安全管理
北陸の海水浴場ランキング 第5位:水晶浜海水浴場(福井県美浜町)

福井県美浜町の水晶浜は、その名の通り水晶のように透き通った海が広がる人気ビーチ。「日本の水浴場88選」にも選ばれ、若狭湾随一の美しさを誇ります。砂浜がきめ細かく白いため、海の色がいっそう映えます。関西圏からのアクセスが良い(大阪から約2時間30分)こともあり、北陸の海水浴場の中では知名度・人気ともにトップクラスです。
水晶浜の砂は、その名の由来どおり石英(水晶の原料)を多く含んでおり、日光を受けるとキラキラと輝きます。砂浜の長さは約600mで、緩やかに弧を描くビーチラインが美しいフォトスポットになっています。海は遠浅ではありませんが、波打ち際から数メートルの範囲は浅く、水の透明度が高いため海底がはっきり見えます。やや沖に出ると急に深くなる場所があるため、小さな子どもは波打ち際で遊ぶのが安心です。
水晶浜は夏のピーク時にはかなり混雑するため、朝8時前の到着がおすすめです。駐車場も午前中に満車になることが多いため、早めの行動を心がけましょう。周辺には同じく美浜町の「ダイヤ浜」「竹波海水浴場」など、水晶浜ほど混雑しない穴場ビーチもあります。海水浴の帰りには三方五湖レインボーラインに立ち寄って、天空のテラスから若狭の絶景を堪能するのもおすすめです。
透明度:約8〜10m
開設期間:7月上旬〜8月下旬(北陸の海水浴場では開設期間が長め)
アクセス:JR敦賀駅から車で約20分 / 北陸自動車道敦賀ICから約20分
ファミリー向け度:中程度(波打ち際は浅いが、沖は急に深くなるため注意が必要)
シュノーケル:可能だが、砂地が多いため魚は少なめ
水晶浜海水浴場の設備情報
シャワー:あり(温水シャワー有料・200〜300円程度)
トイレ:あり(複数か所設置)
駐車場:有料駐車場あり(1日1,000〜2,000円程度。夏季週末は午前中に満車)
海の家:あり(複数軒が出店。食事・飲み物・浮き輪レンタル・シャワー利用可)
ライフガード:開設期間中は監視員配置
北陸の海水浴場ランキング 第6位:増穂浦海岸(石川県志賀町)
世界一長いベンチで有名な増穂浦海岸は、延長約4kmの白砂ビーチ。能登半島の西側に位置し、夕日が美しいことでも知られます。海水浴シーズンは比較的空いており、ゆったり過ごせる穴場ビーチです。能登金剛・巌門エリアからも近く、能登ドライブの途中に立ち寄るのにも便利です。
増穂浦の魅力は、何といってもその広さと開放感。4kmにわたる砂浜は、ピーク時でも混雑を感じることがほとんどありません。砂浜は細かい白砂で、裸足でも歩きやすいのが特徴です。波は能登半島の西側(外浦)のため東側(内浦)より少し高めですが、遊泳区域内であれば問題なく楽しめます。砂浜が広いため、ビーチバレーやフリスビーなど砂浜遊びにも最適です。
増穂浦海岸は冬になると「貝寄せの風」と呼ばれる季節風が桜貝を浜辺に打ち上げることで知られ、サクラガイ・ニシキガイ・ワスレガイの「日本小貝三名所」のひとつに数えられています。夏の海水浴シーズンでも、波打ち際で美しい貝殻を拾うことができます。世界一長いベンチに腰かけて、日本海に沈む能登の夕日を眺めるひとときは格別です。
透明度:約6〜8m
アクセス:金沢から車で約1時間30分 / のと里山海道西山ICから約15分
ファミリー向け度:高い(広い砂浜でのびのび遊べる。ただし海の家は充実していない)
シュノーケル:砂地が中心のため、シュノーケリングには不向き
増穂浦海岸の設備情報
シャワー:簡易シャワーあり(海水浴シーズン中のみ)
トイレ:あり(世界一長いベンチ付近に公衆トイレ設置)
駐車場:無料駐車場あり(広め。混雑することは稀)
海の家:年によって出店状況が異なる(飲食物は持参推奨)
ライフガード:海水浴場開設期間中は監視あり
北陸の海水浴場ランキング 第7位:雨晴海岸(富山県高岡市)
雨晴海岸は富山湾越しに立山連峰を望む絶景海岸。海水浴場としても開放されており、3,000m級の山並みを眺めながら泳ぐという贅沢な体験ができます。「日本の渚百選」にも選ばれたこのビーチは、海と山と空が一体となった北陸でしか味わえない圧倒的なスケール感が魅力です。
雨晴海岸の砂浜は、女岩(めいわ)を中心とした約300mのビーチ。砂はやや粗めですが、遠浅で波も穏やか(富山湾側のため外洋の波が入りにくい)なので、家族連れにも適しています。透明度は能登北部や若狭湾ほどではありませんが、天気の良い日は海底が見えるほど澄んだ水質です。富山湾は「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟しており、その美しさは国際的にも認められています。
雨晴海岸の最大の魅力は、なんといっても立山連峰の大パノラマ。夏場は霞がかかることも多いですが、朝早い時間帯や雨上がりの晴れ間には、剱岳や立山をはじめとする3,000m級の北アルプスの稜線が海越しに浮かび上がります。この絶景をバックにした海水浴は、日本広しといえども雨晴でしか体験できません。JR氷見線の雨晴駅から徒歩約5分という鉄道アクセスの良さも魅力で、マイカーがなくても訪れやすいビーチです。周辺の高岡の瑞龍寺と大仏や氷見の寒ブリの港町と組み合わせた観光もおすすめです。
透明度:約5〜8m
開設期間:7月中旬〜8月中旬
アクセス:JR雨晴駅から徒歩約5分 / 能越自動車道高岡北ICから約15分
ファミリー向け度:高い(遠浅・穏やか・駅近)
シュノーケル:砂地のため魚は少なめ。景色を楽しむビーチ
雨晴海岸の設備情報
シャワー:あり(海水浴場開設期間中)
トイレ:あり(道の駅「雨晴」に清潔なトイレあり)
駐車場:道の駅「雨晴」の駐車場(無料・約50台)のほか、海水浴場近くに臨時駐車場あり
海の家:開設期間中に臨時出店あり
ライフガード:開設期間中は監視員配置
海水浴+周辺観光のモデルプラン
海水浴だけでなく、周辺の観光スポットと組み合わせることで、北陸の夏をさらに楽しむことができます。ここでは目的別に3つのモデルプランをご提案します。
プラン1:能登の絶景ビーチと奥能登ドライブ(1泊2日)
【1日目】
金沢を朝出発 → 千里浜なぎさドライブウェイを走行 → 巌門・世界一長いベンチ(増穂浦海岸)で軽く海水浴と昼食 → 和倉温泉で宿泊
【2日目】
和倉温泉を朝出発 → 九十九湾でシーカヤック体験 → 鉢ヶ崎海水浴場で海水浴(温泉施設「すずの湯」で入浴) → 見附島で夕日鑑賞 → 帰路(または珠洲市内で宿泊)
能登半島を縦断しながら、複数のビーチと名所を巡るプランです。能登半島ドライブコースガイドも参考にしてください。
プラン2:若狭湾の透明ビーチと敦賀グルメ(日帰り)
午前:水晶浜海水浴場で朝から海水浴(8時到着推奨)
昼過ぎ:水島海水浴場へ移動し、渡し船で無人島ビーチへ(色ヶ浜まで車で約30分)
夕方:敦賀の気比神宮・赤レンガ倉庫を散策 → 敦賀港で海鮮丼の夕食
若狭湾の2大ビーチを1日で楽しむ欲張りプランです。水晶浜と水島は車で約30分の距離にあるため、ハシゴが可能。帰りに三方五湖に立ち寄ることもできます。
プラン3:雨晴海岸と富山湾グルメの旅(日帰り)
午前:雨晴海岸で海水浴(立山連峰を望む朝の時間帯が特におすすめ)
昼:氷見漁港の番屋街で海鮮ランチ(氷見うどん・寒ブリ丼など)
午後:高岡の国宝瑞龍寺を参拝 → 新湊内川の街並みを散策 → 海王丸パークで夕日鑑賞
富山湾沿いの絶景・グルメ・歴史を1日で堪能するプランです。電車利用なら、JR氷見線で雨晴海岸を訪れた後、高岡駅を拠点に周辺観光ができます。
北陸の海水浴の持ち物・注意点
北陸の海水浴場は関東・関西の大規模ビーチと比べて設備が簡素なところも多く、しっかりとした準備が快適な海水浴の鍵になります。以下のポイントを押さえて、安全で楽しい海の時間を過ごしましょう。
北陸の海水浴 必須の持ち物リスト
日焼け対策:日焼け止め(SPF50・PA++++推奨)、ラッシュガード、帽子、サングラス。日本海側は夏の紫外線が強く、特に午前10時〜午後2時は注意が必要です。海の照り返しで日焼けが加速するため、こまめな塗り直しを忘れずに。
日除け:パラソルまたはポップアップテント。北陸のビーチは日陰が少ない場所が多く、特に水島海水浴場(無人島)や増穂浦海岸は自前の日除けが必須です。熱中症予防のために、定期的に日陰で休憩を取りましょう。
足元の装備:マリンシューズまたはウォーターシューズ。木ノ浦海岸など岩場のあるビーチでは必携。砂浜のビーチでも、真夏の砂は非常に熱くなるため、あると便利です。
シュノーケリング装備:透明度の高い北陸の海を存分に楽しむなら、マスク・シュノーケル・フィンのセットがおすすめ。水中で使える防水カメラやスマホケースがあれば、美しい海中の思い出を記録できます。
飲み物・食べ物:海の家がないビーチ(水島・木ノ浦・九十九湾など)では、クーラーボックスに十分な飲料水と軽食を用意しましょう。熱中症予防のため、スポーツドリンクや塩分タブレットもあると安心です。
離岸流(リップカレント)への注意
離岸流は、海岸から沖に向かって強い流れが発生する現象で、北陸の日本海側ビーチでも発生します。特に増穂浦海岸や水晶浜など、外洋に面したビーチでは注意が必要です。離岸流に巻き込まれた場合は、流れに逆らって泳がず、海岸と平行に泳いで流れから脱出するのが鉄則です。遊泳区域内で泳ぎ、ライフジャケットの着用も積極的に検討しましょう。子ども連れの場合は、子ども用ライフジャケットの着用を強くおすすめします。
クラゲ対策
北陸の海水浴場では、お盆(8月中旬)を過ぎるとクラゲが増える傾向があります。特にアンドンクラゲ(刺されると強い痛みがある)には注意が必要です。クラゲ対策としては、ラッシュガードやウェットスーツで肌の露出を減らすこと、クラゲ除けのローションを塗ること、お盆以降はこまめに海の状況を確認することが有効です。万一刺された場合は、患部を海水で洗い流し(真水は使わない)、氷で冷やして、症状がひどい場合は医療機関を受診してください。
北陸の海のベストシーズンと海水温
ベストシーズン:7月中旬〜8月中旬。海水温は7月下旬〜8月上旬がピーク(25〜28℃程度)で、快適に泳げます。7月上旬はまだ海水温が低め(22〜24℃程度)のため、ウェットスーツやラッシュガードがあると安心です。9月は海水浴場が閉鎖されますが、透明度はシーズン中で最も高くなります。
日本海側の特徴:太平洋側と比べて波がやや高いことがあります。遊泳区域を守り、ライフジャケットの着用も検討しましょう。能登半島の東側(内浦)は波が穏やかで家族連れにおすすめです。
天候の変化:日本海側は夏場でも天候が急変することがあります。雷雲が近づいてきたら、すぐに海から上がりましょう。事前に天気予報を確認し、波の高さや風速もチェックしておくと安心です。
北陸の海水浴場へのアクセスまとめ
能登半島や若狭方面のビーチはレンタカーが必須です。千里浜なぎさドライブウェイを経由して能登のビーチへ向かうドライブルートは、砂浜の上を車で走るという唯一無二の体験ができるためおすすめ。能登半島ドライブコースガイドで詳しいルートを確認できます。
福井県の水晶浜・水島方面は、北陸新幹線で敦賀駅まで来てレンタカーを借りるのが効率的です。金沢方面から向かう場合は、北陸自動車道を利用して敦賀ICから各ビーチへアクセスできます。
雨晴海岸はJR氷見線の雨晴駅から徒歩5分と、北陸のビーチの中では珍しく鉄道でアクセスしやすいスポット。マイカーがない旅行者にも便利です。あいの風とやま鉄道で高岡駅まで来て、JR氷見線に乗り換えましょう。
夏の北陸は花火大会も各地で開催されます。海水浴と花火大会を組み合わせた旅程を組めば、北陸の夏を余すところなく満喫できるでしょう。
写真クレジット:
千里浜なぎさドライブウェイ — SONIC BLOOMING(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
雨晴海岸 — Smiley.toerist(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)







