北陸・金沢のホテル・旅館選びで迷っていませんか?金沢市内のホテルから加賀温泉郷・和倉温泉・あわら温泉の老舗旅館まで、エリア別・目的別に2026年最新情報でわかりやすくまとめました。北陸新幹線でアクセスしやすくなった今、宿選びのポイントと合わせてご紹介します。
目次
目次
- 北陸の宿タイプ別まとめ — ホテルvs旅館どちらを選ぶ?
- 金沢市内のおすすめホテル — 観光拠点に最適
- 加賀温泉郷のおすすめ旅館 — 山代・山中・粟津・片山津
- 和倉温泉の旅館 — 名湯の現在地と営業状況
- あわら温泉のおすすめ旅館 — 関西の奥座敷
- 富山・高岡のホテル — 立山黒部観光の拠点
- 北陸旅行の宿選びポイント — 目的別おすすめ
- 周辺の見どころ
北陸の宿タイプ別まとめ — ホテルvs旅館どちらを選ぶ?
北陸の宿を選ぶ際、まず「ホテル」か「温泉旅館」かを決めることが重要です。それぞれの特徴を整理します。
| タイプ | 主なエリア | 特徴 | こんな人に向く |
|---|---|---|---|
| 観光拠点型ホテル | 金沢・富山・福井各市内 | 駅近・朝食ビュッフェ・観光バス乗り入れ | 複数エリアを巡る旅行者 |
| 温泉旅館(加賀) | 山代・山中・粟津・片山津 | 源泉かけ流し・夕朝食付・仲居さんのもてなし | 湯治・ゆったり滞在・グルメ重視 |
| 温泉旅館(能登) | 和倉温泉 | 能登の海の幸・七尾湾の眺望・海の温泉 | 能登観光の宿泊・カニシーズン(※地震の影響で営業中の宿は限られる) |
| 温泉旅館(福井) | あわら温泉・越前海岸 | 越前がに料理・宿ごとに異なる自家源泉(主にナトリウム・カルシウム塩化物泉) | カニ食べ放題・福井観光拠点 |
| リゾートホテル | 加賀・富山市内 | プール・スパ・モダン内装 | カップル・ハネムーン・記念日 |
金沢市内のおすすめホテル — 観光拠点に最適
石川県・金沢観光の拠点として、金沢駅周辺は利便性が高く、兼六園・ひがし茶屋街・近江町市場へのアクセスが抜群です。
金沢駅周辺のホテルの特徴
金沢駅前は北陸新幹線開業以降、ホテルの新規開業が相次ぎました。駅から徒歩圏内にシティホテル・ビジネスホテルが集中しており、観光バスの発着も多く利便性が高いです。ビジネスホテルからシティホテルまで価格帯の幅が広く、目的に応じて選びやすいエリアです。料金は時期・曜日による変動が大きいため、各ホテルの公式サイトで最新の料金をご確認ください。
- 金沢駅東口 — 商業施設・バスターミナルに近い。ホテル日航金沢・ANAクラウンプラザ・ダイワロイネットホテルなど大手チェーンが集積
- 金沢駅西口(近江町・武蔵エリア) — 近江町市場・ひがし茶屋街に徒歩〜バスでアクセスしやすい。ビジネスホテル系が中心
- 金沢市中心部(片町・香林坊) — 繁華街と武家屋敷エリアの中間。ホテルの数は少ないが観光スポットへ歩いて回れる
金沢でホテルを選ぶポイント
金沢観光は兼六園・東茶屋街・近江町市場・21世紀美術館が主な目的地です。これらへのアクセスを考慮すると、金沢駅東口から路線バスが便利(周遊バス「城下まち金沢周遊」は1回乗車 大人220円、金沢市内1日フリー乗車券は大人800円)。宿泊するホテルがバス停に近いかどうかが選ぶ際の重要ポイントです。
観光シーズン(桜の4月・GW・秋の11月)は金沢市内ホテルの予約が1〜2ヶ月前に埋まることが多いため、早めの予約が必須。特に北陸新幹線のパッケージツアーは数ヶ月前から売れ始めます。
加賀温泉郷のおすすめ旅館 — 山代・山中・粟津・片山津

加賀温泉郷は石川県加賀市に位置する4つの温泉(山代・山中・粟津・片山津)の総称で、最寄りはJR加賀温泉駅です。2024年3月16日の北陸新幹線・金沢〜敦賀延伸で加賀温泉駅に新幹線が停車するようになり、東京からの所要時間が短縮されました。
加賀温泉郷の各温泉地の特徴
| 温泉地 | 泉質の特徴 | 雰囲気 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| 山代温泉 | ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉(単純温泉との混合泉) | 古総湯・総湯を中心とした旅館街 | 九谷焼・古九谷の里・廻り舞台 |
| 山中温泉 | 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉/源泉45.2℃) | 渓谷沿いの風情ある温泉街 | 松尾芭蕉ゆかりの地・鶴仙渓 |
| 粟津温泉 | 芒硝泉(硫酸塩泉) | 小規模だが歴史最古(養老2年・718年開湯) | 日本最古の宿「法師」が有名 |
| 片山津温泉 | ナトリウム・カルシウム塩化物泉(柴山潟の湖畔に湧出) | 湖畔に旅館が並ぶ開放的な温泉街 | 白山連峰の眺望・水上花火大会(夏) |
加賀温泉郷の旅館選びポイント
加賀温泉郷で旅館を選ぶ際は①源泉かけ流しか②夕食の内容(加賀料理・のどぐろ・越前がに)③お部屋のタイプ(和室・和洋・露天風呂付き客室)の3点が重要です。加賀料理(治部煮・加賀れんこん・ゴリの佃煮など)が味わえる老舗旅館か、料理は個室食事処でいただけるかも確認しましょう。料金は宿のグレードと季節(特に11〜3月のカニシーズン)で大きく変わるため、各旅館の公式サイトで最新のプラン料金をご確認ください。
加賀温泉郷から金沢市街まで車で約40〜60分のため、金沢観光をしつつ温泉旅館に泊まるスタイルも人気です。また近くには那谷寺(奇岩遊仙境の紅葉名所)や那谷の杉木立など散策スポットも点在します。
和倉温泉の旅館 — 名湯の現在地と営業状況
和倉温泉は能登半島の付け根・七尾市にある、海中から湧いた「海の温泉」です。和倉温泉観光協会によれば泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)、源泉温度は82.7℃で、塩分を多く含む塩辛い湯が特徴。七尾湾の海の幸(能登かき・ぶり・のどぐろ)と組み合わせた料理が多くの旅行者を引き付けてきました。
【2026年8月時点】和倉温泉は令和6年能登半島地震で大きな被害を受け、温泉街全体が元通りになったわけではありません。和倉温泉観光協会の旅館一覧によると、旅館協同組合に加盟する19軒のうち一般のお客を受け入れているのは11軒で、うち「ゆけむりの宿 美湾荘」「ホテル海望」は仮営業です。「宿守屋寿苑」「お宿 すず花」「天空の宿 大観荘」は災害支援者向けの受け入れに限られ、「加賀屋」「加賀屋姉妹館 あえの風」「多田屋」「虹と海」「大正浪漫の宿 渡月庵」は休業中です。
加賀屋は2025年8月1日に復興計画を公表し、和倉温泉の4旅館を3旅館に集約する方針を示しました。このとき示された営業再開の目標時期は「虹と海」が2026年度下期、「あえの風」が2027年度上期でしたが、この告知は各公式サイトから取り下げられており、2026年9月時点で和倉温泉観光協会の旅館一覧でも両館とも「休業中」で再開時期の記載はありません。「加賀屋」は松乃碧と集約して温泉街中心部に建てる新館(鉄筋コンクリート造7階建て・全33室、設計は隈研吾氏)で、2026年8月25日の地鎮祭を経て2028年度末の営業再開を目指すと改められました。営業を再開した宿も工事の進捗で受け入れ条件が変わることがあるため、予約の前に和倉温泉観光協会の旅館一覧と各旅館の公式サイトで最新の受け入れ状況をご確認ください。
和倉温泉から楽しめる能登観光
和倉温泉を拠点にすると能登半島1泊2日モデルコースが組みやすくなります。車で約25分の「のとじま水族館」は2025年3月22日に全館の営業を再開しました。一方、輪島朝市・白米千枚田は和倉温泉から車で1時間以上かかる奥能登のスポットで、輪島朝市は本来の朝市通りではなく仮設会場での営業が続いており、白米千枚田そばの道の駅千枚田ポケットパークも週末中心の営業です。訪問前に開催日・営業日を確認してください。能登観光には車(レンタカー)が実質必須で、金沢からのアクセスはのと里山海道(自動車専用道路)が便利です。
あわら温泉のおすすめ旅館 — 関西の奥座敷

あわら温泉(芦原温泉)は福井県北部に位置し、「関西の奥座敷」と呼ばれる北陸有数の温泉地です。2024年3月の北陸新幹線・敦賀延伸で芦原温泉駅に新幹線が停車するようになり、東京からは新幹線で約3時間半。大阪からは特急サンダーバードで敦賀まで約1時間20分、敦賀で北陸新幹線に乗り換えて約30分です(サンダーバードは敦賀止まりで、芦原温泉へは直通しません)。芦原温泉駅から温泉街まではバス・タクシーで約15分です。
あわら温泉の泉質と特徴
あわら温泉は明治16年(1883年)の開湯。温泉街には74本の源泉があり、旅館が一軒ごとに自前の源泉を持っているのが最大の特徴です。そのため宿によって泉質・源泉温度・効能が少しずつ異なり、湯めぐりが楽しめます。主な泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物泉で、保温効果が高く「美肌の湯」として知られています。温泉街には大型旅館が並び、宿ごとに趣向を凝らした大浴場・露天風呂を楽しめます。足湯が点在する温泉街の散策も人気です。
あわら温泉の食事 — 越前がにが主役
あわら温泉旅館の夕食の目玉は11月〜3月の越前がにフルコースです。茹で蟹・焼き蟹・かに刺し・甲羅酒などで構成されるカニ料理は、温泉旅行のハイライト。シーズン外でも越前さば・甘エビ・のどぐろなど日本海の海の幸が並ぶ充実した食事が楽しめます。
あわら温泉から福井1泊2日モデルコース(恐竜博物館・東尋坊・永平寺)への起点としても最適です。周辺には東尋坊(車で20分)、永平寺(車で30分)があり、福井観光の宿泊拠点として人気があります。
富山・高岡のホテル — 立山黒部観光の拠点
立山黒部アルペンルート観光の前泊・後泊には富山市内のホテルが便利です。富山駅からアルペンルートの入口・立山駅まで富山地方鉄道で約1時間。富山市内には北陸新幹線・JR・富山地鉄が交わる交通の要衝として、リーズナブルなビジネスホテルから和モダンのシティホテルまで揃っています。
富山・高岡エリアは北陸2泊3日モデルコースでも拠点となる場所です。高岡では瑞龍寺(国宝)・高岡大仏・金屋町の銅器の町並みを観光しながら1泊する旅行者が増えています。宿泊料は時期やイベントによる変動が大きいため、各ホテルの公式サイトで最新の料金をご確認ください。
北陸旅行の宿選びポイント — 目的別おすすめ
目的別・宿泊エリアの選び方
- 金沢観光メイン → 金沢市内ホテル(駅前)がベスト。兼六園・茶屋街・近江町市場の観光が効率的
- 温泉でゆっくり・加賀料理を楽しむ → 加賀温泉郷(山代・山中)の老舗旅館。1泊2食付きで料理を堪能
- カニ料理を食べたい → あわら温泉(越前がに・11〜3月)または和倉温泉(加能がに)の旅館が鉄板
- 能登観光の拠点 → 和倉温泉の旅館(受け入れ再開済みの宿を要確認)。のとじま水族館へは車で約25分、輪島・珠洲へは片道1時間以上かかるため日帰りは時間に余裕を持って
- 立山黒部アルペンルート → 富山市内ホテルに前泊するのが基本。室堂の「ホテル立山」は2026年8月31日で宿泊事業を終了します(レストラン・売店は継続)
- 福井の名所巡り → あわら温泉旅館または福井市内ホテル。恐竜博物館・東尋坊・永平寺へのアクセス重視
予約のタイミングと注意点
北陸の宿は以下のシーズンに予約が集中します。早めの予約が安心です。
- GW(4月下旬〜5月上旬) — 金沢市内・加賀温泉郷ともに2〜3ヶ月前に埋まる
- カニ解禁直後(11月第1週) — あわら温泉・越前海岸の旅館は解禁前から予約殺到
- 紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬) — 加賀温泉郷・和倉温泉は1〜2ヶ月前に満室に
- 雪の大谷期間(4月中旬〜5月) — 富山市内・立山山麓の宿に予約が集中する
じゃらん・楽天トラベル・一休.comなどの宿泊サイトでは「北陸エリア」での絞り込みが可能です。旅行目的(温泉・グルメ・観光)や予算、人数(カップル・家族・グループ)に応じてフィルタリングして選びましょう。
北陸・金沢の宿選びでよくある質問
北陸旅行でホテルに泊まるのと温泉旅館ではどちらがおすすめですか?
加賀温泉郷でおすすめの温泉地はどこですか?
あわら温泉でカニを食べるのはいつがおすすめですか?
和倉温泉は今泊まれますか?
関西からあわら温泉・加賀温泉郷へはどう行きますか?
写真クレジット:
山中温泉・菊の湯と山中座 — Namazu-tron(Wikimedia Commons / Public domain)
あわら温泉・あわらグランドホテル — Opqr(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)






















