記事の要点

  • 2026年10月25日(日)午前8時30分スタート、定員15,000人・参加料14,000円。エントリーは締め切られています
  • 2026年大会は7年ぶりの一斉スタート。制限時間7時間で、関門は9か所(最終関門は38.8km地点を14:53閉鎖)です
  • 当日は市内中心部で大規模な交通規制。走る人だけでなく、観光や移動で金沢を訪れる人も事前の確認が必要です

雨天決行ですが、台風などで安全な運営が困難な場合は中止となり、開催可否は大会当日午前5時に公式サイトで発表されます。

金沢マラソン2026は、2026年10月25日(日)に開催される定員15,000人の市民マラソンです。しいのき迎賓館前をスタートし、兼六園・金沢城・ひがし茶屋街・金沢駅鼓門など金沢の名所を巡る7つのゾーンを走り抜けて石川県西部緑地公園陸上競技場でフィニッシュ。2026年大会は7年ぶりに一斉スタート方式へ戻ります。当日は市内中心部で大規模な交通規制が入るため、走る人・応援する人・観光で訪れる人それぞれに事前の準備が必要です。

金沢マラソン2026の開催日程と基本情報

金沢マラソン2026は2026年10月25日(日)午前8時30分スタート、午後3時30分終了予定です。フルマラソン(42.195km)は定員15,000人(国内14,000人・国外1,000人)、参加料14,000円。あわせて0.9kmと1.4kmのファンランが午前9時にスタートします。日本陸上競技連盟・World Athletics・AIMSの公認コースで、記録は公認記録として扱われます。

金沢マラソンのスタート地点となるしいのき迎賓館の建物と芝生広場
金沢マラソンのスタート地点・しいのき迎賓館。旧石川県庁本館を活用した建物で、金沢城公園に隣接する(Photo: Hirorinmasa / CC BY-SA 3.0)
開催日2026年10月25日(日)
スタート時刻フルマラソン 8:30/ファンラン 9:00
終了予定15:30
スタート地点しいのき迎賓館前
フィニッシュ地点石川県西部緑地公園陸上競技場
種目・定員フルマラソン42.195km 15,000人/ファンラン0.9km・1.4km 500人
参加料フルマラソン14,000円/ファンラン2,500円
制限時間7時間(関門9か所・最終関門は38.8km地点で14:53閉鎖)
荒天時雨天決行。台風等で安全な運営が困難な場合は中止(開催・中止の発表は大会当日午前5時に公式サイト)
主催金沢マラソン組織委員会(石川県・金沢市・北國新聞社ほか)

2026年大会は7年ぶりの一斉スタート

金沢マラソン2026の最大のトピックは、7年ぶりに一斉スタート方式が復活することです。感染症対策として導入されていた時間差のウェーブスタートから、全ランナーが同時に走り出す本来の形に戻ります。1万5千人が一斉に動き出す迫力はこの大会の見どころのひとつで、スタート直後の混雑を見込んだペース配分が必要になります。

エントリーは終了、オンライン大会という選択肢

2026年大会のエントリーはすでに締め切られています。フルマラソンの一般申込は2026年4月10日〜5月20日で、定員を超えたため抽選となり、当選発表は6月22日、参加料の入金期限は7月5日でした。定員15,000人の内訳は国内14,000人・国外1,000人です。ファンランは4月10日から先着順で受け付け、7月31日を待たずに定員に達して受付を終了しています。

そのファンランは、しいのき迎賓館前をスタート・フィニッシュとする特設コースで9:00〜9:15の15分間に行われ、当日1.4kmと0.9kmを自由に選んで走れます。年齢制限はなく、生活用車いすやベビーカーでの参加も可能。定員は伴走を含めて500人、参加料は1人2,500円(伴走者は無料)で、自己計測・表彰はありません。集合場所は金沢市役所庁舎前広場です。

一方、専用アプリを使って自分の時間・コース・ペースで走る「金沢マラソン2026オンライン」が2026年9月11日(金)〜10月12日(月・祝)に実施されます。エントリーは2026年7月31日で締め切られており、こちらも新規の申し込みはできません。来年以降の選択肢として知っておくとよいでしょう。なお申込時に任意で受け付けるチャリティー募金(1人200円)は、令和6年能登半島地震と令和6年奥能登豪雨災害の被災地へ寄付されます。

金沢マラソン2026のコース — 金沢の名所を巡る7つのゾーン

金沢マラソンのコースは、市内をぐるりと回る回遊型です。公式には性格の異なる7つのゾーンとして整理されており、序盤で城下町の歴史的景観、中盤で幹線道路と学園都市、後半で田園風景と駅西の新市街を走ります。観光地を横目に走れる区間が多く、初めて金沢を訪れるランナーにも人気の理由になっています。

金沢マラソンのコースが通る金沢駅の鼓門とガラスドーム
コース中盤で通過する金沢駅の鼓門。中心市街地ゾーンのハイライト(Photo: そらみみ / CC BY-SA 4.0)
  • 歴史的景観ゾーン — 兼六園、金沢城の石川門、東山、寺町寺院群を通る、金沢の代表的な景観が残る区間
  • 中心市街地ゾーン — 金沢駅・鼓門前をはじめ、武蔵ヶ辻、片町・香林坊のオフィス街や繁華街を駆け抜ける区間
  • 山側幹線ゾーン — 普段は車でしか走れない展望のよい幹線道路。河岸段丘を貫く高架橋も見どころ
  • 学生のまち文教ゾーン — 金沢大学や北陸大学などが構えるエリア。学生の応援や給水ボランティアが入る
  • 旧街道まちなみゾーン — 町家やカギ曲りなど、城下町の面影が残る旧街道を走る区間
  • 白山連峰を望む田園ゾーン — 遠く白山連峰を望む広々とした田園風景
  • 駅西新都心ゾーン — 金沢駅西口、駅西50m道路、石川県庁、地場産業振興センターなど新市街を行く終盤
  • コース(概略ルート)
  • 5km刻みの距離地点・中間点
  • コース上の見どころ

金沢マラソン2026のコース概略ルート。公式コースマップの通過地点を順に結んだ図で、道路単位の正確な軌跡ではありません。マーカーをタップすると地点名が表示されます。給水所・関門の正確な位置や道路レベルの経路は公式コースマップで確認してください(2026年大会のコースマップは2026年8月時点では公開準備中です)。

コースの起伏は前半に集中しています。スタートから寺町台地・山側幹線へ上がっていく序盤の長い上りが最大の関門で、公式も11.2km付近の給食スポットを「序盤の長い上りを走り終えたランナーをねぎらう」地点と説明しています。前半で脚を使い切らないことが完走の鍵です。正確な高低差は公式のコースマップ(公開準備中)で確認してください。

制限時間は7時間、コース上には関門が9か所設けられ、閉鎖時刻は最も早い地点で9時44分、最終関門となる38.8km地点で14時53分です。手荷物はランナー受付時に配られる専用の手荷物袋に入れたものだけを、主催者がスタート会場からフィニッシュ会場まで搬送します。

金沢マラソンの名物が、コース上に6か所設けられる給食所「食べまっしステーション」です。2025年大会では加賀野菜のスイーツ、笹寿し、能登のねりもの、金沢カレー、石川の洋菓子などが距離に応じて登場しました。提供内容は毎年入れ替わり、2026年大会の内容は大会当日までに公式サイトで発表されます。

大会前日から当日フィニッシュまでの流れ

10/23・24
大会出走受付石川県立音楽堂 交流ホール(金沢駅東口すぐ)。23日は13:30〜20:30、24日は9:30〜19:30。本人確認のため身分証明書の持参が必要で、なければ受付できない。大会当日の受付はないため、この2日間で必ず済ませる。手荷物袋もここで受け取る。
当日 早朝
スタート会場へ移動しいのき迎賓館前へ。周辺に大会専用駐車場はないため、徒歩か公共交通機関を使う。公式は金沢駅から徒歩(約20分)を勧めており、金沢駅発の有料シャトルバスも運行予定。シャトルバスの乗車券は10月23日・24日のランナー受付会場でのみ販売され、販売数に限りがある。
8:30
フルマラソン スタート7年ぶりの一斉スタート。ファンランは9:00スタート。
〜14:53
最終関門(38.8km)ここを通過できればフィニッシュへ。制限時間は7時間。
15:30
フィニッシュ・帰路石川県西部緑地公園陸上競技場でフィニッシュ。乗り場は産業展示館4号館前で、金沢駅(金沢港口/西口)または片町(スタート会場周辺)へ無料シャトルバスが随時運行する。参加ランナー以外も利用できる。

金沢マラソン2026の交通規制 — 当日の市内観光と移動の注意

大会当日は金沢市内のコース沿いで広範囲の交通規制が実施されます。走らない人・応援しない人にとっても影響が大きいため、10月25日に金沢を訪れる予定がある場合は必ず内容を把握しておいてください。公式サイトが案内している注意点は次のとおりです。

  • 交通規制中は車両によるコースの通行・横断ができない
  • コースに面した駐車場は入出庫ができない
  • ランナー通過中は歩行者・自転車もコースを横断できない
  • 路線バスの運休、経路やダイヤの変更・遅れが予想される
  • 郵便物や宅配便の配達が遅れる可能性がある
  • やむを得ない用事がある場合は現場のスタッフに申し出る

コースは兼六園・金沢城・金沢駅周辺という観光の中心部を通過するため、この日にレンタカーで市内を移動する計画は避けるのが無難です。金沢駅から兼六園方面へのバスも影響を受けます。逆に、規制で車が通らない道路を歩けるのはこの日だけなので、徒歩中心の観光に切り替えるとむしろ動きやすくなります。午後になるほど規制は順次解除されていくため、市内中心部の観光は午後に回し、午前は宿の近くで過ごすという組み方も有効です。

詳細な規制区間と時間帯は公式サイトの交通規制マップで公開されます(2026年8月時点では準備中)。また大会当日は8時30分から「いまどこ+」でリアルタイムの規制状況を確認できます。宿や飲食店の予約が入っている場合は、事前に店舗側へアクセス方法を確認しておくと安心です。

金沢マラソン2026の応援スポットと沿道の楽しみ方

金沢マラソンは沿道の応援が手厚い大会として知られています。公式は応援ステージ2か所とコース沿道19か所の「応援スポット」を設けるほか、職場や仲良しグループで構成する「沿道にぎやかし隊」がハイタッチや声援で切れ目のない応援を繰り広げます。さらに、1人のランナーを追いかけて複数地点で応援できる「おっかけ応援コース」も公式が案内しています。ルートは広坂通り(スタート)→香林坊→橋場町→金沢駅金沢港口→シャトルバス→石川県西部緑地公園(フィニッシュ)で、徒歩とシャトルバスだけで5回の声援が可能です。2026年大会の応援スポットマップは2026年8月時点では公開準備中のため、当日の地点は公式サイトで最終確認してください。

応援する側の実務的なポイントは3つあります。ひとつは移動を公共交通機関か徒歩で組むこと。車はコースを横断できないため、地図上で近く見えても回り込めません。ふたつめはランナー通過中は横断できないことを前提に、応援地点を1本の線路・バス路線沿いで選ぶこと。みっつめはスタート直後の中心部が最も混雑する点です。兼六園や金沢城周辺は8時30分台に大集団が通過するため、ゆっくり応援したいなら中盤以降のゾーンを狙うほうが快適です。

金沢マラソン開催時期の兼六園の紅葉
大会が開かれる10月下旬は兼六園の紅葉が色づき始める時期。応援と観光を組み合わせやすい(Photo: 663highland / CC BY 2.5)

10月下旬の金沢は、紅葉が色づき始めるちょうどよい季節です。応援の合間に兼六園や金沢城公園を歩いたり、ランナーのフィニッシュを待つ時間に近江町市場で食事をとったりと、観光と組み合わせやすいのもこの大会の魅力です。ただし当日の中心部は人が多く、飲食店も混み合うため、予約できる店は先に押さえておくとよいでしょう。

金沢マラソン2026の前後に楽しむ金沢観光

10月下旬の金沢は暑さが落ち着き、街歩きに最適な季節です。前日は脚に負担をかけない範囲にとどめるのが鉄則で、ひがし茶屋街の街並みを歩いたり、近江町市場で食事をとったりする程度が安全。市場では日本海の魚が本格的においしくなる時期に入り、のどぐろや甘えびが並びます。

走り終えた翌日は、兼六園をゆっくり歩くのが定番です。11月1日からは名物の雪吊り作業が始まるため、大会直後に訪れると冬支度の始まりに立ち会えることもあります。日程に余裕があれば、石川の紅葉名所へ足を延ばすのもよいでしょう。大会当日(10月25日)はまだ平地の紅葉は早いものの、白山方面の山岳部は見頃を迎えています。

金沢マラソン2026の宿泊 — 前泊は早めの確保が必須

スタートは午前8時30分、出走受付は前日までに済ませる必要があるため、遠方から参加するランナーは前泊がほぼ前提になります。加えて10月下旬は紅葉シーズンの入り口で、もともと金沢の宿が混み合う時期です。1万5千人規模の大会が重なる週末は市内のホテルが早々に埋まるため、宿の確保は最優先事項と考えてください。

宿を選ぶ基準は、スタート地点のしいのき迎賓館か、前日受付会場と当日シャトルバスの起点になる金沢駅周辺のどちらかに近いことです。金沢駅周辺ならシャトルバスとフィニッシュ後の帰路(金沢港口行きの無料シャトルバス)が両方使えるため、動きに無駄がありません。市内が満室の場合は、金沢駅から新幹線・在来線で移動できる富山方面や、加賀温泉郷・和倉温泉に宿を取って前日入りする方法もあります。応援や観光で訪れる場合も同様に、この週末は宿が取りにくくなります。

金沢マラソン2026へのアクセスと当日の移動手段

スタート会場周辺には大会専用駐車場がありません。公式にも徒歩または公共交通機関の利用が案内されています。当日は交通規制のためタクシーも近づきにくく、車での送迎は現実的ではありません。金沢駅を起点に組み立てるのが基本です。

区間手段メモ
金沢駅 → スタート会場(しいのき迎賓館前)徒歩/有料シャトルバス公式は徒歩(約20分)を推奨。金沢駅発の有料シャトルバスも運行予定で、乗車券は10/23・24のランナー受付会場でのみ販売(数量限定)
フィニッシュ会場 → 金沢駅(金沢港口/西口)無料シャトルバス産業展示館4号館前から随時運行。フィニッシュ後の主要な帰路。ランナー以外も利用可
フィニッシュ会場 → 片町無料シャトルバス繁華街の片町へ直行する専用便
前日受付(石川県立音楽堂 交流ホール)徒歩金沢駅東口からすぐ。10月23日13:30〜20:30・24日9:30〜19:30。身分証明書が必要
東京・大阪方面 → 金沢駅北陸新幹線・特急大会前日入りが基本。混雑するため指定席は早めに確保

問い合わせ先は金沢マラソン組織委員会事務局(電話 076-220-2726/平日9:00〜17:45)です。シャトルバスの運行時刻や乗り場、交通規制の詳細は毎年少しずつ変わるため、出発前に公式サイトの最新情報を必ず確認してください。


金沢マラソン2026はいつ開催されますか?
2026年10月25日(日)です。フルマラソン42.195kmが午前8時30分スタート、ファンラン(0.9km・1.4km)が午前9時スタートで、午後3時30分に終了予定です。スタートはしいのき迎賓館前、フィニッシュは石川県西部緑地公園陸上競技場です。雨天決行ですが、台風などで安全な運営が困難な場合は中止となります。開催・中止の発表は大会当日午前5時に公式サイトで行われます。
金沢マラソン2026にまだエントリーできますか?
できません。フルマラソンの一般申込は2026年4月10日〜5月20日で終了し、ファンランは先着順のため7月31日の締切を待たずに定員に達して受付を終了しています。定員はフルマラソン15,000人(国内14,000人・国外1,000人)、ファンラン500人、参加料はそれぞれ14,000円・2,500円でした。次回大会の募集は例年春に始まるため、公式サイトの発表を待ってください。
金沢マラソン当日は金沢市内を観光できますか?
徒歩中心なら観光できますが、車での移動は避けてください。当日は兼六園・金沢城・金沢駅周辺を含むコース沿いで広範囲の交通規制が入り、車両はコースの通行・横断ができず、コースに面した駐車場も入出庫できません。路線バスも運休やダイヤ変更が生じます。ランナー通過中は歩行者・自転車も横断できないため、午前は宿の近くで過ごし、規制が順次解除される午後に中心部を回る組み立てが現実的です。当日は8時30分から「いまどこ+」で規制状況を確認できます。
金沢マラソンの応援におすすめの場所はどこですか?
公式に応援スポットと応援ステージが設定され、5か所を巡る「おっかけ応援コース」も案内されています。具体的な地点は公式サイトの応援スポットマップと「応援ナビ」で確認してください。選び方のコツは、車はコースを横断できないため公共交通機関か徒歩で回れる範囲に絞ること、そしてスタート直後に大集団が通過する兼六園・金沢城周辺は非常に混雑するため、ゆっくり応援したい場合は中盤以降のゾーンを選ぶことです。
金沢マラソンに参加するなら宿はどこに取るべきですか?
金沢駅周辺かスタート地点のしいのき迎賓館周辺がおすすめです。とくに金沢駅周辺は、前日受付会場の石川県立音楽堂が駅東口すぐにあり、当日朝のスタート会場行き有料シャトルバスとフィニッシュ後の無料シャトルバス(金沢港口行き)の両方が使えます。10月下旬は紅葉シーズンの入り口で1万5千人規模の大会も重なるため、市内のホテルは早く埋まります。満室の場合は加賀温泉郷・和倉温泉や富山方面に前泊する方法もあります。
スタート会場に駐車場はありますか?
大会専用駐車場はありません。公式にも徒歩または公共交通機関の利用が案内されています。当日は交通規制でタクシーも会場付近に近づきにくく、車での送迎は現実的ではありません。金沢駅を起点に、徒歩(約20分。公式が推奨)か有料シャトルバスで移動してください。シャトルバスの乗車券は10月23日・24日のランナー受付会場でのみ販売され、数に限りがあります。

写真クレジット:
しいのき迎賓館 — Hirorinmasa(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)
金沢駅 鼓門の夜景 — そらみみ(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
兼六園の紅葉 — 663highland(Wikimedia Commons / CC BY 2.5)

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わっか北陸編集部
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