記事の要点

  • 兼六園・金沢城は2026年の日程が確定。秋の段は9月19日〜22日と、11月7日・14日・15日・21日・22日・28日・29日です(9月は19:00〜21:00、11月は18:00〜21:00)
  • ライトアップの実施時間中は兼六園の入園が無料になります(昼間は320円・65歳以上無料)。ただし9月の回は見頃前で、兼六園はまだ緑です
  • 那谷寺の夜間拝観は毎年恒例ではなく2026年の開催は未発表。鶴仙渓はあやとりはし・桜公園のみ通年で点灯(日没後〜22:45・無料)、永平寺・九頭竜湖・神通峡・庄川峡に夜間ライトアップはありません

見頃の目安は兼六園・金沢城が11月中旬〜下旬、那谷寺が11月上旬〜下旬です。山間部は夜に気温が一桁台になることも珍しくないため防寒を。開催日と点灯時間は年により変わるため、必ず公式情報でご確認ください。

北陸の紅葉ライトアップは、兼六園・那谷寺をはじめ石川・富山・福井の名所で例年11月を中心に楽しめる秋の風物詩です。日中とはまったく違う、闇に浮かぶ紅葉の幻想的な姿が魅力。兼六園・金沢城のライトアップは2026年の日程が確定し、秋の段は9月19日〜22日11月の土日計7夜に実施されます。本記事では主要スポットの見頃・夜間特別拝観の時期・アクセス・駐車場を、夜の鑑賞目線でまとめました。

兼六園の紅葉と日本庭園の風景
紅葉に染まる兼六園。夜間はライトアップで幻想的な姿に変わる

北陸の紅葉ライトアップ2026|見頃と開催時期の早見表

北陸の紅葉は標高の高い山間部から始まり、平地の名所へと降りてきます。主要スポットの例年の見頃と、夜間ライトアップの有無は次のとおりです。2026年の正式な開催日程は各施設の発表をご確認ください。

スポットエリア例年の見頃夜間ライトアップ
兼六園・金沢城石川・金沢11月中旬〜下旬あり(2026年確定:9/19〜22・11/7・14・15・21・22・28・29)
那谷寺石川・小松11月上旬〜下旬近年は10〜11月に有料ナイトイベントとして実施(2026年は未発表)
鶴仙渓石川・山中温泉11月上旬〜中旬あやとりはし・桜公園のみ通年(渓谷の遊歩道は夜間立入不可)
永平寺福井11月上旬〜中旬なし(拝観は16:30まで)
九頭竜湖福井・大野10月下旬〜11月上旬なし(日中向き)
神通峡・庄川峡富山11月上旬〜中旬なし(日中向き)

石川の紅葉ライトアップ|兼六園・那谷寺・鶴仙渓

石川県は北陸の紅葉ライトアップの中心地です。兼六園・金沢城では秋のライトアップイベント「金沢城・兼六園四季物語〜秋の段〜」が開催され、ライトアップの時間帯は兼六園の入園が無料になるのが大きな魅力です。ことじ灯籠や霞ヶ池の水面に映る紅葉が、闇のなかに浮かび上がります。

  • 2026年の開催日:9月19日(土)〜22日(火・祝)/11月7日(土)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)
  • 点灯時間:9月は19:00〜21:00、11月は18:00〜21:00(最終入園20:45・閉門21:00)
  • 入園料:ライトアップ実施時間中は無料(昼間の兼六園は320円・65歳以上無料)
  • 会場:兼六園・金沢城公園・玉泉院丸庭園

注意したいのは、9月の回は紅葉のライトアップではないという点です。9月19日〜22日は2026年のシルバーウィークに合わせた開催で、この時期の兼六園はまだ緑。紅葉を狙うなら11月の7夜が本命になります。荒天時は中止・変更の可能性があるため、当日の発表を確認してからお出かけください。

兼六園のことじ灯籠と霞ヶ池の紅葉
兼六園のことじ灯籠と霞ヶ池を彩る紅葉

小松市の那谷寺は、奇岩遊仙境と紅葉のコントラストで知られる名刹。近年は秋にナイトウォークイベント「NAKED夜さんぽ 石川・那谷寺」が開かれ、岩肌と紅葉が照らし出される幽玄の世界が広がります。ただし毎年恒例の行事ではなく、開催時期も年によって動きます。2024年は10月下旬〜11月下旬、2025年は10月3日〜26日のうち金・土・日・祝を中心とした14日間(17:00〜21:00、最終受付20:30)で、2025年は紅葉の見頃を迎える前に終了しました。料金も昼間の拝観とは別建てで、2025年は中学生以上2,000円・小学生1,000円の事前チケット制でした(昼間の一般拝観は大人1,000円・小学生300円、9:15〜16:00)。2026年の開催有無は本記事作成時点(2026年8月)で発表されていないため、那谷寺の公式サイトでご確認ください。

山中温泉の鶴仙渓も渓谷美と紅葉の名所です。夜は「Kakusenkei Light」としてあやとりはしと桜公園が通年ライトアップされ(日没後〜22:45、無料/降雪期は桜公園のみ休止)、温泉街の散策とあわせて楽しめます。ただし日没後の鶴仙渓遊歩道は照明がなく危険なため立ち入り禁止です。渓谷そのものの紅葉は日中に歩きましょう。

那谷寺の奇岩と紅葉
奇岩と紅葉が織りなす那谷寺の秋

富山・福井の紅葉名所と夜のライトアップ

福井では曹洞宗大本山永平寺の参道や境内が紅葉に包まれます。ただし永平寺の参拝は8:30〜16:30(受付は16:00まで)で、紅葉のライトアップは行われていません(参拝料は大人700円・小中学生300円)。夜を期待して夕方に向かうと入れないため、日中に訪れてください。奥越前の九頭竜湖は「夢のかけはし」と湖面に映る紅葉が美しく、日中のドライブにおすすめ。富山では神通峡庄川峡といった渓谷が紅葉の名所で、こちらも日中の絶景が中心です。夜のライトアップを狙うなら石川の兼六園・金沢城、日中の渓谷美や古刹を楽しむなら富山・福井、と目的で行き先を選ぶとよいでしょう。

紅葉ライトアップのアクセス・駐車場・服装

主要スポットへのアクセスの目安は次のとおりです。夜間は冷え込むため、防寒着は必須です。

スポット交通手段所要時間
兼六園・金沢城JR金沢駅からバス約15分
那谷寺北陸自動車道 小松IC・加賀ICから車各約30分
永平寺北陸自動車道 福井北IC→中部縦貫道 永平寺参道IC経由約15分
九頭竜湖中部縦貫自動車道 九頭竜ICから車約15分

ライトアップ期間中は駐車場が混雑するため、公共交通や早めの来場がおすすめです。山間部は平地より冷え込みが厳しく、夜は気温が一桁台になることも珍しくありません。歩きやすい靴と手袋・マフラーなどの防寒対策をしておくと、夜の鑑賞を快適に楽しめます。各イベントの正確な開催日・点灯時間・入場料は、年により変わるため必ず公式情報でご確認ください。

夜の紅葉を満喫するためのポイント

夜の紅葉ライトアップを存分に楽しむなら、点灯直後でまだ空に藍色が残る「ブルーアワー」の時間帯が狙い目です。空の深い青と、照らし出された紅葉の赤や黄のコントラストが最も美しく、写真映えも抜群。三脚の使用が制限される場所も多いため、手すりや壁にカメラを添えて手ブレを抑えると、夜でもきれいに撮影できます。また、紅葉のピークは年によって1〜2週間前後します。出かける前に各施設や観光協会が発信する「色づき情報」を確認し、見頃に合わせて計画すると失敗がありません。温泉地に宿を取り、昼は渓谷や名所で紅葉を眺め、夜はライトアップへ——というプランなら、北陸の秋を一日中堪能できます。ライトアップは夕方から夜にかけて数時間のみの開催が多いため、点灯開始時刻と最終入場時間を事前に調べ、余裕をもって到着しておくと安心です。

周辺の見どころ


写真クレジット:
兼六園の紅葉 — 663highland(Wikimedia Commons / CC BY 2.5)
兼六園 ことじ灯籠と紅葉 — Daderot(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)
那谷寺の紅葉 — pipimaru(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)

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わっか北陸編集部
HOKURIKU TRAVEL GUIDE
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