記事の要点

  • 解禁は毎年11月6日午前0時で固定。雄の越前がには翌年3月20日まで、雌のせいこがには12月31日までの56日間だけです
  • 相場は黄色いタグ付きの雄が1杯2万〜5万円台、せいこがには1,500〜3,000円程度。最高級品「極」はさらに高額になります
  • 人気のカニ宿は夏〜初秋に週末が埋まります。価格・空室ともに落ち着く1〜2月が狙い目で、2月下旬からは手頃な越前水ガニのプランが登場します

相場は毎年の漁況で大きく変動します。購入前に最新の市場価格をご確認ください。

越前がには、福井県の港に水揚げされる雄のズワイガニで、カニとして全国で唯一「地理的表示(GI)保護制度」に登録されたブランドです。漁の解禁は毎年11月6日、漁期は翌年3月20日まで。産地を証明する黄色いタグが目印で、雌の「せいこがに」は11月6日〜12月31日のわずか56日間しか味わえません。本記事では2026-27シーズンの解禁日・価格相場・カニ宿の予約のコツ・産地へのアクセスを、実用目線でまとめます。

茹でた越前がにの雄とせいこがに(雌)
大ぶりの越前がに(雄)と、外子・内子が詰まったせいこがに(雌)

越前がに解禁2026の解禁日と漁期カレンダー

越前がにの解禁日は資源管理のため毎年「11月6日」と定められており、2026-27シーズンも11月6日午前0時に解禁されます。雄の越前がには翌年3月20日まで漁が続きますが、雌のせいこがには資源保護のため2013年以降漁期が短縮され、12月31日までの約2か月間のみ。年明けには市場から姿を消すため、せいこがにを狙うなら11〜12月に予定を組むのが鉄則です。

種類解禁日漁期終了特徴
越前がに(雄)11月6日翌3月20日大型で身が詰まる。黄色いタグ付き
せいこがに(雌)11月6日12月31日外子・内子が絶品。56日間限定
越前水ガニ(若い雄)例年2月下旬3月20日脱皮後でみずみずしく手頃

シーズン序盤(11月)は身入りが安定し贈答需要も重なって価格が高め、年明け以降は比較的落ち着きます。2月下旬から解禁される「越前水ガニ」は、脱皮後のみずみずしい若いガニで、価格が手頃なため地元でも人気。時期によって楽しめるカニが変わるのも越前がにの魅力です。

越前がにの「黄色いタグ」と初競り・価格相場

越前がにの証である黄色いタグは、福井県内の指定漁港で水揚げされた本物の越前がにだけに付けられる産地証明です。さらに大きさ・品質の基準を満たした最高級品には「極(きわみ)」のブランドが与えられ、解禁日の初競りでは「極」が高値で落札されることがニュースになります。

価格はサイズと年ごとの漁況で大きく変動しますが、目安として黄色いタグ付きの越前がに(雄)は1杯おおむね2万〜5万円台、「極」はさらに高額になります。一方、せいこがには1杯1,500〜3,000円程度と手頃で、外子・内子の濃厚な旨みを気軽に味わえるのが魅力です。なお相場は毎年変わるため、購入前に最新の市場価格を確認してください。

ふるさと納税で越前がに・せいこがにを取り寄せる

福井県内の自治体も、越前がにとせいこがにを返礼品にしています。福井市の「セイコガニ甲羅盛」は2026年8月時点で11月中旬以降の発送として先行予約が始まっていました。越前がに本体は寄付額の幅が大きい一方、せいこがには比較的手が届きやすく、漁期が12月31日までと短いぶん申し込みが年内に集中します。

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その年の控除対象になるのは12月31日23時59分までに入金が完了した寄付です。ワンストップ特例の申請書は翌年1月10日必着。

越前がにのカニ宿|予約タイミングと費用相場

越前がにを使った越前かにめし
カニ宿やご当地グルメで人気の「越前かにめし」

越前がにを目当てに福井へ泊まるなら、漁港直送のカニ宿選びと予約のタイミングが満足度を左右します。人気宿は早く埋まるため、計画は早めが正解です。

  • 予約は夏〜初秋から動く:人気のカニ宿は解禁前の夏〜初秋には週末が埋まり始めます。解禁直後の11月と年末年始は1年で最も予約が取りにくい時期です。
  • 狙い目は1〜2月:価格・空室ともに落ち着き、2月下旬からは手頃な越前水ガニのプランも登場します。
  • プラン内容を確認:「越前がに1杯付き」か「複数杯・食べ放題」か、活ガニか茹でガニかでボリュームと価格が大きく変わります。黄色いタグ付きの活ガニを使う宿ほど高価格帯になります。
プラン例目安料金(1泊2食・1名)
せいこがに付き海鮮会席約1.5万〜2.5万円
越前がに1杯付き会席約2.5万〜4万円
越前がにフルコース約4万〜6万円以上

料金は宿・時期・カニのサイズによって変動します。あわら温泉や三国温泉にはカニ料理に定評のある宿が多く、温泉とセットで楽しめるのが福井ならでは。早めに予約状況をチェックして、希望日を押さえておきましょう。

越前がにを食べられる主要漁港とエリア

日本海のカニ市場に並ぶズワイガニ
冬の日本海の市場に並ぶズワイガニ(写真は紅ズワイガニ)

越前がにの主な水揚げ港は、越前町の越前漁港、坂井市の三国港、そして敦賀港小浜港です。越前漁港のある越前町は「越前がにの聖地」とも呼ばれ、道の駅越前など産地ならではの直売・食事スポットが集まります。三国港はあわら温泉・東尋坊から近く、温泉旅行と組み合わせやすいのが魅力。漁港周辺の食事処や民宿では、水揚げされたばかりの新鮮なカニを比較的リーズナブルに味わえます。

越前がに産地へのアクセス・駐車場

越前がにの産地は車でのアクセスが基本です。主要漁港エリアへの所要時間の目安は次のとおりです。

目的地交通手段所要時間
越前漁港・道の駅越前北陸自動車道 武生IC から車約30分
三国港エリア北陸自動車道 金津IC から車約20分
福井駅 → 越前海岸約40分
敦賀港エリア北陸自動車道 敦賀IC から車約10分

道の駅越前や各漁港の食事処には無料駐車場が整備されていますが、解禁直後の週末や年末年始は混雑します。公共交通の場合は、JR福井駅やえちぜん鉄道の駅から路線バスを乗り継ぐルートになりますが本数が限られるため、産地を巡るなら車かカニ宿の送迎を利用するのが現実的です。

越前がにのよくある質問

2026年のカニ(越前がに)の解禁日はいつですか?
越前がにの解禁日は資源管理のため毎年11月6日と定められており、2026-27シーズンも11月6日午前0時に解禁されます。福井を含む日本海側のズワイガニ漁はこの日に一斉解禁されます。雄の越前がにの漁期は翌年3月20日まで、雌のせいこがには12月31日までです。
せいこがに(雌)はいつまで食べられますか?
11月6日から12月31日までの約56日間だけです。資源保護のため2013年以降に漁期が短縮され、年明けには市場から姿を消します。外子・内子の濃厚な旨みを味わいたい場合は、11〜12月に予定を組んでください。
越前水ガニの解禁はいつですか?
越前水ガニ(脱皮したばかりの若い雄)は例年2月下旬に解禁され、3月20日の漁期終了まで楽しめます。身がみずみずしく価格も手頃なため地元で人気があり、宿のプランにも登場します。カニをリーズナブルに味わいたいならこの時期が狙い目です。
越前がにの値段はどのくらいしますか?
サイズと年ごとの漁況で大きく変動しますが、目安として黄色いタグ付きの越前がに(雄)は1杯おおむね2万〜5万円台です。大きさ・品質の基準を満たした最高級品「極(きわみ)」はさらに高額になります。一方、せいこがには1杯1,500〜3,000円程度と手頃です。相場は毎年変わるため、購入前に最新の市場価格をご確認ください。
カニ宿の予約はいつから動けばいいですか?
人気のカニ宿は解禁前の夏〜初秋には週末が埋まり始めます。解禁直後の11月と年末年始が1年で最も予約の取りにくい時期です。価格・空室ともに落ち着く1〜2月が狙い目で、2月下旬からは手頃な越前水ガニのプランも登場します。予約時は「越前がに1杯付き」か「複数杯・食べ放題」か、活ガニか茹でガニかでボリュームと価格が大きく変わる点も確認してください。
越前がにと普通のズワイガニは何が違うのですか?
越前がには、福井県内の指定漁港で水揚げされた雄のズワイガニのことです。カニとして全国で唯一「地理的表示(GI)保護制度」に登録されたブランドで、産地を証明する黄色いタグが目印になります。さらに大きさ・品質の基準を満たした最高級品には「極(きわみ)」のブランドが与えられ、解禁日の初競りでは高値で落札されることがニュースになります。

周辺の見どころ


写真クレジット:
越前がにの雄と雌 — さかおり(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
越前かにめし — Miyuki Meinaka(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
日本海のカニ市場 — ひでわく(Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.1 jp)

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現地に行けない年は産地直送のお取り寄せという手も。解禁直後の11月は入荷が集中します

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わっか北陸編集部
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