加賀百万石の城下町・金沢は、日本でも有数のグルメ都市です。新鮮な日本海の海の幸をはじめ、加賀料理・治部煮・金沢おでん・金沢カレーなど、独自の食文化が息づいています。この記事では金沢グルメ2026年版として、食べるべき名物料理・ランチ・夜ご飯・食べ歩きスポットを完全網羅します。

目次
金沢グルメ 一覧クイックリファレンス
| ジャンル | 代表グルメ | 食べられる場所 | 予算目安 |
|---|---|---|---|
| 海鮮丼・寿司 | 海鮮丼、のどぐろ、甘エビ | 近江町市場・金沢港 | 1,200〜5,000円 |
| 加賀料理 | 治部煮・加賀野菜・鴨料理 | 香林坊・片町の料亭・割烹 | 3,000〜10,000円 |
| 金沢おでん | 蟹面・車麩・バイ貝 | おでん専門店・居酒屋 | 1,000〜3,000円 |
| 金沢カレー | 濃厚ルー・キャベツのせ | チャンピオンカレー・ゴーゴーカレーなど | 770〜1,300円 |
| 回転寿司 | のどぐろ・甘エビ・白エビ | もりもり寿し・金沢回転寿司 輝らり | 1,500〜3,000円(目安) |
| 食べ歩き | 金箔ソフト・アイスもなか・甘えびコロッケ | ひがし茶屋街・近江町周辺 | 400〜1,200円/品 |
| 和菓子・スイーツ | 長生殿(落雁)・じろあめ・加賀棒茶スイーツ | 大手町(森八本店)・小橋町(あめの俵屋)ほか市内各所 | 500〜2,000円 |
| 夜ご飯(居酒屋) | 加能ガニ・香箱蟹・地酒 | 片町・柿木畠・金沢駅周辺 | 3,000〜8,000円 |
金沢グルメの王道 — 近江町市場で海鮮を堪能
金沢グルメといえば、まず欠かせないのが近江町市場(おみちょ)です。約300年の歴史を誇る「金沢の台所」には、日本海直送の鮮魚や加賀野菜・惣菜が並ぶ約170店舗が軒を連ねます。
営業時間・定休日は店ごとに異なります。金沢市観光協会の案内では市場全体の目安が9:00〜16:00頃(飲食店はこれより遅くまで営業する店もあり)、定休日は年始1月1〜4日で、水曜を定休とする店が比較的多いとされています。海鮮丼の店は7:00〜11:00台の開店が中心なので、鮮魚の品揃えと行列を考えると午前中の訪問が確実です。
市場内の食堂・飲食店では、漁港直送の魚介を使った海鮮丼が人気。カウンター10席のいきいき亭(7:00〜15:00、火曜定休。月曜が祝日の場合は水曜定休)は開店前から行列ができることも。近江町食堂は10:30開店・年中無休(年末年始を除く)、海鮮丼家ひら井いちば館店は11:00開店(土日祝10:30〜、元日休)です。
- のどぐろ(アカムツ):金沢を代表する高級白身魚。脂がのった濃厚な味わい。焼き魚・刺身・のどぐろ丼が定番
- 甘エビ(ガスエビ):北陸産の濃厚な甘みが特徴。近江町の立ち食い寿司でも食べられる
- 加能ガニ(ズワイガニ):石川県産のブランドズワイガニ。11月〜3月の冬季限定
- 香箱蟹(コウバコガニ):加能ガニのメスで内子・外子が絶品。11月〜12月の短期間のみ

金沢の伝統料理 — 加賀料理・治部煮
加賀料理は、加賀藩百万石の食文化を受け継ぐ金沢独自の料理文化です。食材の持ち味を活かした繊細な味付けと、丁寧な盛り付けが特徴。特に有名なのが治部煮(じぶに)です。
治部煮は鴨肉(または鶏肉)に小麦粉をまぶして出汁で煮込んだ金沢の郷土料理。とろみのある上品な出汁と、わさびを添えて食べるのが金沢流。香林坊・片町エリアの和食料亭・割烹のほか、市場の食堂でも味わえます(近江町食堂の鴨の治部煮は1,080円・税込)。料亭のコースに組み込まれる場合は価格が大きく変わるため、各店の公式サイトで確認してください。
- 加賀野菜:加賀れんこん・打木赤皮甘栗かぼちゃ・金時草・源助大根など15品目の伝統野菜
- 棒鱈(ぼうだら)・えびす:加賀料理の定番食材。干し鱈を戻して煮付けた郷土の味
- 笹寿司:熊笹に包んだ押し寿司。笹の葉の香りが特徴的なお弁当・みやげとしても人気
金沢おでん — 蟹面・車麩・バイ貝
金沢には独自の金沢おでん文化があります。一般的なおでんと異なり、蟹面(かにめん)・車麩(くるまふ)・バイ貝・加賀野菜など金沢ならではの具材が特徴。おでん専門店が多く、昼から営業している店もあります。
金沢おでんの名店は片町を中心に点在し、金沢駅(百番街あんと内の「黒百合」)や香林坊にもあります。昭和2年創業の「赤玉本店」(片町2-21-2)は平日・土が12:00〜15:00/16:00〜23:00、日祝は12:00〜15:00/16:00〜22:00で定休日は月曜。昼から入れるので旅行者にも使いやすい一軒です。関東風だしの老舗「おでん高砂」(片町1-3-29)は16:00〜21:00・なくなり次第終了で日曜と祝日が休みなので、昼に食べたい場合は店選びに注意してください。
金沢カレー — 金沢B級グルメの筆頭
金沢カレーは、濃厚なルーとたっぷりのキャベツ・揚げカツをステンレスの器に盛り付けるB級グルメです。「チャンピオンカレー(チャンカレ)」と「ゴーゴーカレー」が2大ブランドで、金沢市内に多数の店舗があります。
- チャンピオンカレー:金沢カレーの元祖。看板のLカツカレーはミニ1,050円・レギュラー1,100円・ミドル1,200円・ジャンボ1,300円(税込/野々市本店基準。店舗により価格が異なります)。トッピングなしのチャンピオンカレーは770円〜
- ゴーゴーカレー:全国展開する金沢発のカレーチェーン。黒いルーが特徴
- 店舗の探し方:チャンピオンカレーの公式店舗一覧は全27店で、うち金沢市内は玉鉾・近江町・福増町・西都・高柳の5店、石川県内は15店(2026年8月時点)。旅行中なら近江町いちば館地下1階の近江町店(11:00〜16:00、無休)が立ち寄りやすく、発祥の味を訪ねるなら野々市本店(野々市市高橋町20-17)へ
ひがし茶屋街の食べ歩きグルメ
金沢の食べ歩きスポットとして人気No.1のひがし茶屋街2026完全ガイドでは、以下の食べ歩きグルメが楽しめます。
- 金箔のかがやきソフトクリーム:食用金箔を一枚まるごと貼った名物ソフト。発祥の「箔一 東山店」で1,189円(税込)。ショップ9:00〜18:00・カフェ9:00〜17:00・年中無休
- アイスもなか:「甘味カフェ茶ゆ」の特選金澤玉露抹茶の雪見アイスもなか520円、金沢米糀甘酒&能登大納言小豆の東山アイスもなか430円
- 甘えびのクリームコロッケ:近江町エリアの定番。近江町食堂では3個590円(税込)で提供
- かぶら寿し・大野醤油:金沢の伝統的な発酵食品。食べ歩きというよりみやげ向き
金沢の回転寿司 — のどぐろ・甘エビ・地物を堪能
金沢の回転寿司は「回転寿司のレベルが全国で最も高い」といわれるほどクオリティが高いです。特にもりもり寿し・金沢回転寿司 輝らり(金沢駅金沢港口から徒歩1分・年中無休)が観光客に人気。「金沢まいもん寿司」も海外からの旅行者が多く訪れます。
- のどぐろ:金沢の回転寿司の花形。脂がのった濃厚な白身
- 地物甘えび・ガス海老:北陸の日本海産で鮮度が違う
- 白エビ:富山湾の宝石。軍艦でも食べられる
- 加能ガニ・香箱蟹:冬季限定の地物。輝らりでは生ズワイガニ・本ずわいがにを扱う
なお金沢の回転寿司は地物を中心に扱うため、1皿の価格は仕入れで変わります。輝らり公式のメニュー表も多くのネタが「時価」表示なので、予算を決めて行く場合は各店の公式サイトか店頭表示で確認してください。
金沢の和菓子・スイーツ
茶の湯文化が発達した金沢は和菓子の名産地でもあります。日本三名菓のひとつ「長生殿(森八)」をはじめ、落雁・棒茶スイーツ・あめの俵屋の「じろあめ」など個性的な甘味が揃います。
- 森八の長生殿:日本三名菓の随一とされる落雁。寛永2年(1625年)創業の加賀藩御用菓子司・森八の代表銘菓で、本店は金沢城下の大手町(日持ちするみやげ向き)
- あめの俵屋のじろあめ:天保元年(1830年)創業の飴専門店。米と大麦だけを原料にした水あめ状のやわらかい飴で、本店は小橋町
- 加賀棒茶スイーツ:カフェでの加賀棒茶ラテ・棒茶アイスが人気
金沢グルメを楽しむモデルプラン
金沢グルメを1日で効率よく楽しむ場合は、朝:近江町市場(海鮮朝食) → 昼:ひがし茶屋街(食べ歩き) → 夜:片町・香林坊(地酒と加賀料理・金沢おでん)の流れがおすすめです。詳細は金沢観光おすすめスポット30選・金沢1日モデルコース・北陸の必食グルメ総まとめもご参照ください。
金沢グルメのよくある質問
金沢で絶対食べるべきグルメは何ですか?
金沢の海鮮丼はどこで食べるのがおすすめですか?
近江町市場の営業時間は?いつ行くのがいいですか?
金沢グルメの予算はどれくらいですか?
金沢グルメに予約は必要ですか?
写真クレジット:
近江町市場の賑わい — dconvertini(Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0)
金沢の鮮魚市場 — Zacharymccune(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)















