【2026年8月時点】能登地方は令和6年能登半島地震からの復旧途上にあり、施設の営業時間・料金・休業の状況が変わることがあります。お出かけ前に、各施設の公式サイトや電話で最新の状況をご確認ください。
石川県穴水町にある能登ワインは、能登半島の風土で育てたブドウから作る日本海側を代表するワイナリーです。能登の潮風とミネラル豊かな土壌が育むブドウから生まれるワインは、海の幸との相性が抜群。ワイナリー見学や試飲も楽しめる、能登の新しい食の魅力です。
目次
能登ワインとは — 海風が育む能登のブドウ

能登ワインは2006年に設立されたワイナリーで、穴水町の丘陵地に広がる約6ヘクタールのブドウ畑で、ヤマソーヴィニヨンやシャルドネ、メルローなどの品種を栽培しています。能登半島特有の海洋性気候と、牡蠣殻を混ぜたミネラル豊富な土壌が、独自の風味を持つブドウを育んでいます。
特に注目されているのが、日本固有のブドウ品種を使ったヤマソーヴィニヨンの赤ワインです。日本の山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配した品種で、しっかりとした酸味と果実味が特徴。能登の新鮮な魚介料理との相性は抜群で、地元のレストランでも提供されています。
ワイナリー見学と試飲体験

能登ワインのワイナリーでは、醸造施設の無料見学が可能です。ブドウの栽培からワインの醸造まで、能登の風土を活かしたワインづくりの工程を見学できます。見学後には試飲コーナーでさまざまなワインを味わうことができ、お気に入りの一本を見つけるのも楽しみです。
見学は予約制です。実施は毎日11:00と14:00の2回、所要は説明と見送りを含めて20分程度。休みは12月31日〜1月3日のみです。予約は電話(0768-58-1577)か公式サイトの問い合わせフォームから、できるだけ早めに申し込んでください。ワイナリーツアーは震災後も継続して実施されています。
併設のショップでは、ワイナリー限定のワインやオリジナルグッズも販売されています。ブドウ畑を望む開放的なロケーションで、能登の自然を感じながらワインを楽しむひとときは、能登旅行の素敵な思い出になるでしょう。
能登ワインのブドウ品種と味わいの特徴
能登ワインでは、能登半島の気候風土に適した品種を厳選して栽培しています。白ワイン用のシャルドネやヤマソーヴィニヨン、赤ワイン用のメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンが主力品種です。
七尾湾からの海風と能登の粘土質の土壌がブドウに独特のミネラル感を与え、能登ワインならではの味わいを生み出しています。特に「心の酢」シリーズに代表される白ワインは、すっきりとした酸味と豊かな果実味のバランスが好評で、能登の海鮮料理との相性も抜群です。
併設の「能登ワインギャラリー」では数種類のワインを試飲でき、お気に入りの一本を見つけて購入できます。ワインを使った加工食品や能登の特産品も並び、ブドウ畑を眺めながらのテイスティングは能登の旅ならではの時間です。ドライバーの方にはノンアルコールのぶどうジュースも用意されています。
能登ワインと能登の食のマリアージュ
能登ワインの魅力は、能登の食材との相性の良さにあります。すっきりとした白ワインは、能登の新鮮な刺身や寿司、能登かきの生食に最適です。赤ワインは能登牛のステーキやジビエ料理との組み合わせが好評で、地元のレストランでも能登ワインとのペアリングメニューを提供している店が増えています。
能登ワインはワイナリーだけでなく、能登食祭市場や輪島朝市周辺の土産店、金沢市内のセレクトショップでも購入できます。年間生産量は限られており、人気の銘柄は早期に完売することもあるため、ワイナリーで直接購入するのが確実です。能登半島の海と大地が育んだワインは、能登旅行の思い出とともに味わいたい特別な一本です。
能登ワインへのアクセス・見学情報
| 施設名 | 能登ワイン株式会社 |
| 所在地 | 石川県鳳珠郡穴水町旭ケ丘り5-1 |
| 営業時間 | 9:00〜16:30(12月1日〜2月28日は9:00〜16:00)※能登ワインギャラリー |
| 定休日 | 12月31日〜1月3日 |
| 入場料 | 無料(醸造所見学は前日までの予約制・11:00と14:00の2回・各回約20分) |
| 所要時間 | 約30分〜1時間 |
| アクセス(車) | のと里山海道 穴水ICから約10分 |
| 駐車場 | あり(無料) |
能登ワインの歴史と能登のワイン文化
能登ワインは2006年に穴水町で設立された比較的若いワイナリーです。能登半島でワインを造るという挑戦的な取り組みは、当初は多くの困難を伴いましたが、能登の気候と土壌に合った品種の選定や栽培技術の研究を重ね、今では年間約5万本を生産するまでに成長しました。能登ワインは国内外のワインコンクールで受賞歴もあり、石川県を代表するワイナリーとして認知されています。ワイナリー周辺にはブドウ畑が広がり、秋の収穫時期にはブドウの香りに包まれた牧歌的な風景が楽しめます。能登の新しい食文化の象徴として、今後ますますの発展が期待されています。
写真クレジット:
ブドウ畑 — Asturio Cantabrio(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
ワイナリー — 掬茶(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)














