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福井の温泉めぐり — あわら温泉だけじゃない隠れた名湯の魅力
福井県の温泉といえば、北陸屈指の温泉街として知られるあわら温泉が有名です。しかし、福井には山間の秘湯や個性豊かな日帰り温泉施設が数多く点在しています。この記事では、地元の人々に愛されながらも県外にはあまり知られていない福井の隠れた名湯を、料金・営業時間とあわせてご紹介します。
【2026年8月時点】山間の小規模な温泉宿は、休業・営業期間の変更が起こりやすいエリアです。とくに鳩ヶ湯温泉は長期休業中(日帰り入浴・宿泊とも休止)で、再開の目処は公表されていません。お出かけ前に必ず各施設の公式サイト・電話で最新の営業状況をご確認ください。
福井の秘湯・鳩ヶ湯温泉 — 白山山麓に湧く山の湯【長期休業中】
大野市の奥深い山中、白山国立公園の入口に位置する鳩ヶ湯温泉は、福井県随一の秘湯として知られています。ただし2025年7月8日付の公式のお知らせで「当館は長期休業中」と発表され、日帰り入浴・宿泊とも営業を休止しています。訪問を計画する際は、必ず事前に電話(0779-65-6808)でご確認ください。
鳩ヶ湯の歴史は江戸時代にさかのぼります。公式サイトによれば江戸末期(1850年頃)に開湯し、明治以降は地元の森嶋家が5代にわたって温泉宿を営んできました。2013年に一度閉鎖されましたが、豊実精工株式会社が再建を申し出て、大雪による本館倒壊などを乗り越え、2016年9月に宿として復活した経緯があります。名の由来は、傷ついた山鳩が湯浴みに訪れたという言い伝えです。
泉質はナトリウム炭酸塩泉の自然湧出泉で、温度変化によって湯面に湯の花が一面に浮くのが特徴。入浴後は肌がつるつるになると評判です。営業していた時期の日帰り入浴は午前11時〜午後4時、大人800円・子ども(12歳未満)400円(入湯税込)、毎週火曜・水曜定休、営業期間は4月下旬〜11月下旬でした。冬季は積雪で道路が通行止めになるため、そもそも「雪見風呂」は営業対象外です。周辺には刈込池や三ノ峰・赤兎山・荒島岳への登山口があり、再開の折には温泉とアウトドアを同時に楽しめる拠点になります。
福井の花はす温泉 — 蓮の花に癒される南越前の湯
南越前町にある花はす温泉「そまやま」は、日本有数のハスの名所として知られる花はす公園に隣接する温泉施設です。公園では世界の花はす約130種が育てられ、見頃は7月上旬〜8月中旬。7月上旬から8月上旬にかけて「花はすまつり」が開かれ、温泉とともに花の観賞を楽しむことができます。
お湯は地下約1,000メートルから汲み上げた天然温泉。大浴場のほか露天風呂やサウナを備え、はすエキスを加えた名物「はす湯」も楽しめます(寝湯は冬季休止)。のどかな田園風景を眺めながらゆったりと湯に浸かることができ、レストランでは地元食材を使った料理も提供されています。
| 日帰り入浴料金 | 大人(中学生以上)650円/子供(3歳以上)350円/3歳未満 無料 |
| 営業時間 | 8:00〜22:00(受付21:00まで) |
| 定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は通常営業)/年末年始は無休 |
| 駐車場 | 200台・無料 |
| 所在地・電話 | 福井県南条郡南越前町中小屋60-1/0778-47-3368 |

福井・六呂師高原(トロン温浴施設うらら館)の魅力
大野市の六呂師高原にある「六呂師高原トロン温浴施設 うらら館」は、一般的な温泉とは一線を画すユニークな入浴施設です。天然鉱石トロン(ラドンの同位体)を原料にしたお風呂のほか、50度の低温サウナ、高原の空気を感じながら浸かる露天風呂を備えています。
| 入浴料金 | 大人(中学生以上)800円(大野市民700円・65歳以上の市民600円)/小人(3歳以上)400円(大野市民350円) |
| 営業時間 | 3〜11月 12:00〜21:00(最終受付20:30)/12〜2月 12:00〜19:00(最終受付18:30)※12月31日・1月2日・1月3日は17:00まで |
| 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、1月1日、施設点検整備期間 |
六呂師高原は経ヶ岳の裾野、標高約500メートルに広がる高原で、星空の美しさで知られています。平成17年(2005年)には環境省・日本環境協会による「全国星空継続観察」で「日本一星空がきれい」と認定され、2023年8月には南六呂師エリアが星空保護区(アーバン・ナイトスカイプレイス、アジア初)に認定されました。昼は温泉で体をほぐし、夜は満天の星を眺めるという贅沢な過ごし方ができます。なお冬期間は、降雪の状況により露天風呂の営業中止や営業時間の短縮があるため、来館前に大野市公式サイトで確認するのが確実です。
福井・今庄365温泉「やすらぎ」と今庄そば道場
南越前町今庄は、古くから北陸街道の宿場町として栄えた歴史ある町です。この地の温泉と、名物のそば打ち体験は、それぞれ別の施設で楽しめます(同一施設ではないのでご注意ください)。
今庄365温泉「やすらぎ」は、今庄365スキー場に併設された日帰り入浴施設です。泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、入浴後は肌がつるつるになると評判。令和4年8月の豪雨災害で休止していましたが、令和5年(2023年)10月28日から営業を再開しています。現在は入浴のみの営業で、宴会・ランチ・宿泊は中止中です。
| 入浴料金 | 大人600円/小人300円 |
| 営業時間 | 11:00〜21:30(最終受付20:30) |
| 定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は営業) |
| 所在地・電話 | 福井県南条郡南越前町板取85-6/0778-45-1113 |
今庄そば道場は、そこから車で移動した南越前町大門にある体験施設です。石臼挽きのそば粉と自然薯を使った本格的なそば打ちを、地元の指導者に教わりながら体験でき、打ちたてをその場で味わえます。体験料は1鉢2,000円(税別)、開始時刻は10:00と14:00の2回、火曜(祝日の場合は翌日)と年末年始が休みで、2日前までの予約が必要です(0778-45-1385)。温泉に浸かってから手打ちそばを味わう、あるいはその逆の組み合わせが、今庄エリアの定番の楽しみ方です。
福井の温泉・佐野温泉と越前海岸沿いの日帰り湯
福井市佐野町にある佐野温泉「福の湯」は、地元の人々に長く愛されてきた素朴な温泉です。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、源泉温度は70.4度。飲める源泉としても知られ、源泉かけ流しの湯を楽しめます。派手な観光施設ではありませんが、静かな環境でのんびりと湯治気分を味わえるのが魅力です。
| 日帰り入浴料金 | 大人900円/小学生250円/幼児(小学生未満)100円 |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(最終受付20:00) |
| 定休日 | 日帰り入浴は毎週水曜・木曜 |
| アクセス | 北陸自動車道 福井北ICから車で約30分/JR福井駅から京福バス鮎川線で約35分「佐野町ふれあい会館前」下車 徒歩5分 |
また、越前海岸沿いにも日帰り温泉施設が点在しています。三国温泉周辺の温泉施設では、日本海を眺めながらの入浴が楽しめます。冬には越前がにのシーズンと重なるため、温泉とカニ料理を組み合わせた日帰りプランを提供する施設もあり、温泉グルメの旅としてもおすすめです。

福井の温泉めぐりモデルコースとアクセス情報
福井の隠れた名湯を効率よくめぐるには、車でのドライブがおすすめです。北陸自動車道を利用すれば、各温泉地へのアクセスも比較的容易です。以下にモデルコースをご提案します。
奥越エリアコース(1日):大野の城下町で越前おろしそばの昼食→六呂師高原「うらら館」で入浴(12時開館)→夜は南六呂師の星空観察。うらら館は正午からの営業なので、午前は越前大野城や七間朝市の散策に充てるのが効率的です。鳩ヶ湯温泉は長期休業中のため、現在このコースには組み込めません。冬季は道路状況を事前に確認してください。
南越前エリアコース(1日):今庄そば道場でそば打ち体験(10:00の回・要予約)→今庄宿の古い町並みを散策→今庄365温泉「やすらぎ」または花はす温泉「そまやま」で夕方の入浴。7月上旬〜8月中旬はハスの見頃で、朝の早い時間帯に花はす公園を訪れるのがベストです。
駐車場情報:花はす温泉そまやまは200台(無料)、今庄365温泉やすらぎは50台の無料駐車場を備えています。公共交通機関を利用する場合は、JR越前大野駅やハピラインふくいの今庄駅からタクシーまたはバスの利用が便利です。山間部の道は狭い箇所があるため、運転には注意してください。
福井の温泉めぐりで訪れたい周辺の見どころ
温泉と合わせて楽しみたい周辺スポットも充実しています。六呂師高原では、奥越高原牧場やミルク工房奥越前でのソフトクリームがおすすめ。今庄エリアでは、旧北陸線のトンネル群をめぐるハイキングも人気があります。大野市街から山側へ入った刈込池は、秋の紅葉が絶景として知られています。
あわら温泉エリアでは、あわら温泉の温泉街散策や芦湯での足湯体験(無料・7:00〜23:00・年中無休)、東尋坊や丸岡城などの周辺観光も充実しています。福井の温泉は観光スポットと組み合わせやすい立地が多いので、温泉を軸にした旅行プランを立てると充実した旅になるでしょう。
福井の温泉のよくある質問
福井の隠れた名湯はどこですか?
日帰り入浴の料金と時間は?
あわら温泉の泉質と規模は?
福井の温泉と観光をどう組み合わせればよいですか?
六呂師高原のうらら館は普通の温泉ですか?
写真クレジット:
トロン温浴施設うらら館の外観 — 運動会プロテインパワー(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
あわら温泉の公共足湯「芦湯」 — 掬茶(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
















