能登半島には歴史ある神社仏閣が数多く点在し、御朱印めぐりの旅先として注目を集めています。能登一宮の気多大社は縁結びのパワースポットとして名高く、曹洞宗の大本山總持寺祖院は荘厳な境内が魅力です。日蓮宗の名刹妙成寺の五重塔は北陸唯一の木造五重塔として国宝級の存在感を放ちます。能登半島のパワースポットをめぐりながら、御朱印とともに心の旅を楽しみましょう。

能登の御朱印めぐり・気多大社

気多大社の拝殿と境内の風景
気多大社の境内(Photo: Haya_BS / CC BY-SA 2.0)

気多大社は、羽咋市に鎮座する能登国一宮で、大己貴命(おおなむちのみこと)を祭神とする格式高い神社です。創建は約2100年前と伝えられ、万葉集にも詠まれた歴史を持ちます。縁結びの御利益で全国的に知られ、毎月1日に行われる「ついたち結び」の神事には、良縁を求めて多くの参拝者が訪れます。

気多大社の御朱印は、社務所で受けることができます。通常の御朱印のほか、季節限定の特別御朱印が頒布されることもあります。御朱印には「能登国一宮」の文字が入り、能登の御朱印めぐりの出発点にふさわしい一枚です。境内奥の「入らずの森」は、約1万坪の原生林が広がる神秘的な空間で、パワースポットとしても人気です。国の天然記念物に指定されたこの森は立入禁止ですが、森の入口から漂う神聖な空気を感じることができます。拝観は自由で、駐車場も完備されています。

能登の御朱印めぐり・總持寺祖院

總持寺祖院は、輪島市門前町にある曹洞宗の大本山です。元亨元年(1321年)に瑩山紹瑾禅師によって開かれ、明治時代に本山機能が横浜の鶴見に移転するまで、曹洞宗の総本山として栄えました。現在も祖院として重要な地位を占めており、広大な境内には七堂伽藍が整然と並んでいます。

總持寺祖院の御朱印は、拝観受付で申し込むことができます。「大本山總持寺祖院」の墨書きは力強く、禅寺らしい凜とした雰囲気が感じられます。拝観料は大人500円で、僧侶による境内案内が行われることもあります。荘厳な山門、法堂、仏殿などの堂宇は、禅宗建築の美しさを今に伝えています。坐禅体験や写経体験も受け付けており、御朱印めぐりと合わせて禅の世界に触れることができます。門前町の素朴な街並みの散策も楽しく、能登の精神文化を深く感じられるスポットです。

能登の御朱印めぐり・妙成寺

妙成寺は、羽咋市にある日蓮宗の名刹で、北陸地方唯一の木造五重塔を有することで知られています。永仁2年(1294年)に日像上人によって開かれたと伝えられ、加賀藩前田家の庇護を受けて繁栄しました。五重塔をはじめ、本堂、祖師堂、三光堂、書院など10棟が国の重要文化財に指定されており、能登を代表する寺院建築群です。

妙成寺の御朱印は、拝観受付で受けることができます。「妙法」の文字と日蓮宗独特の髭題目が特徴的な御朱印で、能登の御朱印めぐりの中でも特に印象的な一枚です。拝観料は大人500円で、境内は自由に見学できます。五重塔は高さ約34メートルで、青空に映えるその姿は写真映えも抜群です。春には桜が境内を彩り、紅葉の季節には五重塔と紅葉のコントラストが美しい写真スポットになります。羽咋市内にある気多大社からも車で約15分と近く、セットでの参拝がおすすめです。

能登の御朱印めぐり・その他の神社仏閣

能登半島には、気多大社・總持寺祖院・妙成寺のほかにも、御朱印をいただける神社仏閣が数多くあります。珠洲岬近くの須須神社は、能登半島の最先端に鎮座する古社で、航海安全の御利益があるとされています。日本海に面した絶景の中で参拝できる特別な神社です。

七尾市の能登生國玉比古神社(気多本宮)は、気多大社の元宮とも伝えられる古社で、静かな境内で心穏やかに参拝できます。また、穴水町の明泉寺は、境内に五輪塔群が並ぶ神秘的な雰囲気の寺院です。能登の御朱印めぐりでは、大きな神社仏閣だけでなく、集落の中にひっそりと佇む小さなお社やお寺を訪ねる楽しみもあります。ただし、小さな神社では御朱印の対応をしていない場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

能登の御朱印めぐりのモデルコース

能登の御朱印めぐりを効率よく楽しむための1泊2日モデルコースをご提案します。1日目は金沢方面から羽咋へ向かい、午前中に気多大社妙成寺を参拝。午後は能登半島を北上し、總持寺祖院を参拝した後、輪島温泉や和倉温泉に宿泊します。

2日目は奥能登方面に向かい、珠洲市の須須神社や各地の小さな神社を巡りながら、珠洲岬のパワースポットを訪れます。能登半島ドライブを楽しみながら、海岸線の絶景と神社仏閣の厳かな雰囲気を同時に味わうことができます。御朱印帳は各神社仏閣でオリジナルのものが販売されていることもあり、能登の思い出の品としてもおすすめです。参拝の際は、御朱印はあくまで参拝の証であることを心に留め、丁寧にお参りしてからいただくようにしましょう。能登のパワースポット巡りは、心身ともにリフレッシュできる特別な旅になるはずです。


写真クレジット:
気多大社の境内 — Haya_BS(Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0)

accommodation
能登の宿を楽天トラベルで探す
楽天トラベルで旅行プランを探すRakuten Travel

よくある質問

能登半島の御朱印がもらえる神社・お寺はどこですか?
能登半島の御朱印スポットは①気多大社(羽咋市・能登国一の宮・縁結びの神・御朱印300円)②妙成寺(羽咋市・日蓮宗能登本山・五重塔・御朱印300円)③總持寺祖院(輪島市門前町・曹洞宗・御朱印300円)④石動山天平寺(中能登町・修験道の霊山・御朱印)⑤洲崎御厨(七尾市・能登島)⑥永光寺(宝達志水町・曹洞宗・瑩山禅師開山)があります。気多大社は御朱印の種類が豊富で、月替わり限定の御朱印(書き置き)が人気です。能登の御朱印めぐりは、七尾・羽咋・輪島を結ぶルートで1泊2日で主要スポットを回れます。
気多大社の御朱印の種類と入手方法を教えてください。
気多大社(石川県羽咋市)の御朱印は①通常の御朱印(気多大社・300円)②月替わり・季節限定の御朱印(書き置きタイプ・花や縁起物のイラスト入り・500〜800円)③特別参拝の御朱印があります。御朱印の受付は社務所(8:30〜17:00)で行われます。気多大社は「不去の社」(神事の際に神様が居続ける神社)として菊理媛神・大己貴命を祀り、縁結び・商売繁盛・健康のご利益で有名。七尾線・IRいしかわ鉄道の羽咋駅から車で5分・タクシーで5分です。
總持寺祖院(輪島市門前町)の御朱印と見どころは?
總持寺祖院(石川県輪島市門前町)は明治44年に本山機能を横浜に移転した後も「祖院」として残る曹洞宗の古刹です。御朱印は仏殿・大祖堂など複数の堂宇で受けられ(300〜500円)、普通の御朱印と「奉拝」付きの御朱印があります。見どころは①七堂伽藍が並ぶ広大な境内②香積台(重要文化財)③茅葺き屋根の山門④境内の石庭です。2024年の地震で一部建物が損傷しましたが修復が進んでいます。拝観料500円・所要時間60〜90分。輪島市街地から車で20分・国道249号沿い。
SHARE𝕏 投稿LINE
わっか北陸編集部
HOKURIKU TRAVEL GUIDE
石川・富山・福井の北陸3県を専門に取材する観光メディア「わっか北陸」の編集部。地元ライターによる現地取材と最新情報をもとに、旅行者に役立つガイドを発信しています。運営者情報・編集方針はこちら →