福井のスキー場 — 西日本屈指の雪質と多彩なゲレンデ

福井県は日本海側の豊富な降雪量に恵まれ、西日本でも屈指のスキーエリアとして知られています。白山連峰から九頭竜川流域にかけての山岳地帯には、初心者から上級者まで楽しめる個性豊かなスキー場が点在しています。北陸新幹線の延伸や高速道路網の整備により、関西・中京圏からのアクセスも良好で、日帰りスキーから温泉付きの宿泊スキー旅行まで、さまざまなスタイルで冬のレジャーを満喫できます。ここでは、福井を代表するスキー場の特徴とアクセスを詳しくご紹介します(かつて4か所ありましたが、勝山市の雁が原スキー場は2020年に営業を終え、現在は3か所です)。

JAM福井勝山マウンテンリゾート(2026年4月1日にスキージャム勝山から改称)のゲレンデと山々の風景
JAM福井勝山マウンテンリゾートのゲレンデエリア(Photo: 藤谷良秀 / CC BY-SA 4.0)

JAM福井勝山マウンテンリゾート(旧スキージャム勝山) — 西日本最大級のビッグゲレンデ

JAM福井勝山マウンテンリゾートは、福井県勝山市にある西日本最大級のスキーリゾートです。2026年4月1日に「スキージャム勝山」から改称し、通年型リゾートとして生まれ変わりました。標高差は約710m、最長滑走距離は約5,800mと圧倒的なスケールを誇り、全14コースが3つのエリア(バラエティー・ファンタジー・イリュージョン)に分かれています。初心者向けの緩斜面から上級者向けの急斜面、未圧雪のツリーランコースまで揃い、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーが楽しめます。

標高1,320mの山頂エリアは白山連峰を間近に望む絶景ポイントで、パウダースノーのコンディションが良好です。スキー場内にはホテルハーヴェストJAM福井勝山マウンテンリゾートがあり、ゲレンデ直結の便利な宿泊施設として人気です。キッズパークやスノーモービル、スノーシューなどスキー以外のアクティビティも充実しています。周辺には福井県立恐竜博物館や勝山ジオパークもあり、スキーと観光を組み合わせた旅行プランがおすすめです。

アクセスは、北陸自動車道・福井北JCTから中部縦貫自動車道を経由して約30分。勝山ICから約20分です。大阪からは約3時間、名古屋からは約2時間30分でアクセスできます。えちぜん鉄道勝山駅からは直通バスも運行しています。リフト券は大人1日券が5,500円前後(シーズンにより変動)、シニアやジュニア割引、ナイター券なども用意されています。

activity reservation
JAM福井勝山マウンテンリゾートのリフト券を予約
アソビューでチケット・体験を予約するasoview!

標高610〜1,320mにゲレンデを構える西日本最大級のスキー場(2026年4月にスキージャム勝山から改称)。冬のリフト券に加え、グリーンシーズンの観光リフトやアスレチックのチケットもアソビューで事前購入でき、当日は窓口に並ばずゲレンデへ向かえます。

今庄365スキー場 — アクセス抜群の本格ゲレンデ

今庄365スキー場は、福井県南越前町にあるスキー場で、北陸自動車道・今庄ICからわずか約10分という抜群のアクセスの良さが最大の魅力です。標高365m〜933mに位置し、全8コースが整備されています。コンパクトながらも変化に富んだコースレイアウトが特徴で、最大斜度36度のチャレンジコースから初心者向けのファミリーゲレンデまで楽しめます。

日本海に近い立地のため降雪量が豊富で、シーズンを通じて安定した積雪が期待できます。ナイター営業も行っており、仕事帰りや夕方からのスキーも可能です。レストランやレンタルショップも完備されており、手ぶらで訪れても楽しめます。スキー場名の「365」は標高に由来しており、1年365日のうち冬の期間を存分に楽しんでほしいという願いも込められています。リフト券は大人1日券が4,000円前後とリーズナブルで、コストパフォーマンスの高いスキー場として人気です。

白銀のスキー場ゲレンデの風景
白銀に輝くスキー場のゲレンデ風景(Photo: wakimasa / Public domain)

雁が原スキー場 — 2020年に営業を終了

雁が原スキー場は、運営していた勝山観光施設が2020年2月に自己破産し、営業を終了しています。現在は滑走できません。勝山市でスキーを楽しむ場合は、同じ勝山市内のJAM福井勝山マウンテンリゾート(旧スキージャム勝山)をご利用ください。

雁が原スキー場は勝山市街地から最も近いスキー場で、コンパクトな規模ながら急斜面から緩斜面まで揃い、リフト料金の安さとナイター営業で地元のスキーヤーに長年愛されてきました。標高は約300m〜550m。えちぜん鉄道勝山駅から近く車がなくても訪れやすいゲレンデでしたが、上記のとおり現在は営業していません。

九頭竜スキー場 — 奥越前の豊かな自然に囲まれたゲレンデ

九頭竜スキー場は、大野市の九頭竜湖近くに位置するスキー場で、奥越前の豊かな自然に囲まれたロケーションが魅力です。ファミリーゲレンデ、センターゲレンデ、パノラマコース、ホースラインコース、ダウンヒルコース、チャレンジコースA・Bなど変化のあるコース構成で、日本海から吹き込む季節風がもたらす良質な雪に恵まれています。

コースは初級から中級が中心で、ファミリーやグループでのスキー・スノーボードに適しています。ゲレンデからは九頭竜川の渓谷や奥越前の山々を望む雄大な景色が広がり、自然の中でのびのびと滑れるのが特徴です。例年12月下旬から3月中旬までのシーズンで、平日は特に空いているため、ゆったりとスキーを楽しみたい方に最適です。

アクセスは、公式サイトが「インターから5分のスキー場」と案内するとおり中部縦貫自動車道・九頭竜ICのすぐ近くで、JR越美北線の九頭竜湖駅からは徒歩約10分です。積雪時はチェーンまたはスタッドレスタイヤが必須です。九頭竜湖周辺には紅葉の時期にも人気の景勝地が点在しており、冬以外のシーズンも含めて奥越前の自然を満喫できるエリアです。

福井のスキー場比較 — 目的別おすすめガイド

現在営業している福井の3つのスキー場は、それぞれ異なる特徴を持っています。規模と多彩なコースを求めるなら「JAM福井勝山マウンテンリゾート」、アクセスの良さとコストパフォーマンスなら「今庄365」、自然に囲まれた静かなゲレンデなら「九頭竜」がおすすめです。かつて4つ目として親しまれた「雁が原」は2020年に営業を終えています。

スキーの後は、あわら温泉の名湯で冷えた体を温めるのが福井スキー旅行の醍醐味です。また、越前がにやおろしそば、ソースカツ丼など、福井ならではの冬のグルメも見逃せません。関西・中京圏からのアクセスが良好な福井は、日帰りから週末旅行まで気軽に楽しめるスキーデスティネーションとして、注目度がますます高まっています。シーズン中の最新のゲレンデ情報や積雪状況は、各スキー場の公式サイトで確認しましょう。

福井のスキー場のよくある質問

福井の主なスキー場はどこですか?それぞれの特徴は?
現在営業している福井の主なスキー場は3か所です。勝山市のJAM福井勝山マウンテンリゾート(2026年4月1日にスキージャム勝山から改称)は西日本最大級で、最長滑走距離5,800m・全12コースとツリーランがあります。南越前町の今庄365スキー場は北陸道今庄ICから近く、ナイターや併設温泉があります。大野市の九頭竜スキー場は九頭竜ICから約5分のファミリー向けゲレンデです。勝山市の雁が原スキー場は2020年に営業を終了しています。
福井のスキー場の営業期間・リフト料金・アクセスは?
営業期間とリフト料金は積雪とシーズンで変わるため、2026-27シーズンの日程・料金は各公式サイトで確認してください。アクセスの目安は、JAM福井勝山が中部縦貫道勝山ICから約20分(えちぜん鉄道勝山駅からは予約制の無料送迎バスあり)、今庄365が北陸道今庄ICから約10分、九頭竜が中部縦貫道九頭竜ICから約5分(JR九頭竜湖駅から徒歩約10分)です。
JAM福井勝山(旧スキージャム勝山)のおすすめポイントと周辺観光は?
最長滑走距離5,800m、標高差710mの西日本最大級ゲレンデで、初級から上級・ツリーランまで揃います。ゲレンデ前のオフィシャルホテル「JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ」、温泉ささゆり、屋内プールがあり、日帰りでも宿泊でも使えます。公式は福井県立恐竜博物館まで車で約10分と案内しており、平泉寺白山神社など勝山観光と組み合わせやすいです。
スキージャム勝山は名前が変わりましたか?
はい。2026年4月1日に「スキージャム勝山」から「JAM福井勝山マウンテンリゾート」へ改称しました。併設ホテルは「JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ」(旧ホテルハーヴェスト スキージャム勝山)です。場所とアクセスは従来どおりで、中部縦貫道勝山ICから約20分です。
雁が原スキー場は今も滑れますか?
滑走できません。運営していた勝山観光施設が2020年2月に自己破産し、営業を終了しています。勝山市でスキーをする場合はJAM福井勝山マウンテンリゾートを利用してください。

写真クレジット:
JAM福井勝山マウンテンリゾートのゲレンデ — 藤谷良秀(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
スキー場のゲレンデ風景 — wakimasa(Wikimedia Commons / Public domain)

accommodation
福井の宿を楽天トラベルで探す
楽天トラベルで旅行プランを探すRakuten Travel
SHARE𝕏 投稿LINE
わっか北陸編集部
HOKURIKU TRAVEL GUIDE
石川・富山・福井の北陸3県を専門に取材する観光メディア「わっか北陸」の編集部。地元ライターによる現地取材と最新情報をもとに、旅行者に役立つガイドを発信しています。運営者情報・編集方針はこちら →