金沢百万石まつり2026完全ガイド|百万石行列の見どころ・観覧スポット・アクセスと交通規制情報
金沢百万石まつりは、毎年6月の第1金曜日から日曜日にかけて開催される金沢最大の祭りです。加賀藩祖・前田利家が天正11年(1583年)に金沢城に入城したことを記念し、豪華絢爛な百万石行列をはじめ、薪能、茶会、踊り流しなど多彩なイベントが3日間にわたって繰り広げられます。この記事では、2026年の開催情報、見どころ、おすすめの観覧スポット、アクセス・交通規制情報まで徹底的にご紹介します。

目次
金沢百万石まつり2026の開催日程とスケジュール
2026年の金沢百万石まつりは、第75回を迎えます。例年通り6月第1週の金・土・日に開催予定です。
開催日:2026年6月5日(金)〜6月7日(日)
メイン会場:金沢城公園・兼六園周辺・金沢市中心部
主催:金沢百万石まつり実行委員会
1日目(金曜日):お水とりの儀式・祝祭前夜祭
2日目(土曜日):百万石行列(メインイベント)・百万石踊り流し
3日目(日曜日):百万石茶会・百万石薪能
メインイベントの百万石行列は2日目の土曜日に行われ、例年14:00頃に金沢駅東口を出発し、武蔵が辻・香林坊を経て金沢城公園に至る約2.5kmのルートを約2時間かけて練り歩きます。
金沢百万石まつりの見どころ — 百万石行列
百万石行列は金沢百万石まつり最大の見どころで、約1万人が参加する壮大なパレードです。
利家公・お松の方の入城行列:メインの見どころは、甲冑姿の前田利家公とお松の方に扮した俳優の行列です。毎年人気俳優が起用されることで話題を集め、利家公の騎馬入城シーンは沿道の観客から大きな歓声が上がります。金沢城公園の入城式では、利家公が城門をくぐる瞬間がクライマックスです。
加賀鳶・奴行列:加賀藩の火消し「加賀鳶」のはしご登りは、高さ約6mのはしごの上で曲芸を披露するスリル満点のパフォーマンスです。また、大名行列を再現した奴行列では、毛槍を投げ渡す「奴振り」の技が見どころです。
音楽パレード・子ども行列:金沢市内の小中学生によるブラスバンドパレードや、甲冑を着た子ども武者行列も行列の一部として参加します。地元の踊りチームによる踊り流しも華やかで、祭り全体が金沢の市民によって支えられていることが伝わってきます。

金沢百万石まつりのおすすめ観覧スポット
百万石行列を快適に楽しむための観覧スポットをご紹介します。
金沢駅東口(出発地点):行列のスタート地点で、利家公・お松の方の出陣式が行われます。14:00頃の出発に合わせて早めに場所を確保しましょう。鼓門をバックにした写真スポットとしても人気です。
武蔵が辻・近江町市場前:行列が最初に通過するエリアで、近江町市場で腹ごしらえをしてから観覧できるのが利点です。歩道が比較的広く、子連れでも観覧しやすいポイントです。
香林坊交差点:行列が曲がる交差点のため、正面から行列を撮影できる人気の写真スポットです。ただし混雑が激しいため、1時間以上前から場所取りが必要です。
金沢城公園・石川門前(ゴール地点):行列のクライマックスとなる入城式が行われる場所です。利家公が石川門をくぐる瞬間は祭り最大の見せ場で、一番盛り上がるスポットです。金沢の歴史に思いを馳せながら入城シーンを見届けるのは格別な体験です。
有料観覧席:金沢駅前や香林坊には有料の指定席が設けられます。確実に座って観覧したい方やお年寄り・小さな子ども連れの方におすすめです。チケットは例年4月下旬から発売され、人気席はすぐに売り切れるため早めの購入を。
金沢百万石まつりの百万石踊り流し・茶会・薪能
百万石行列以外にも見逃せないイベントが盛りだくさんです。
百万石踊り流し(土曜夜):行列終了後の夕方から、国道157号線の広い道路を舞台に約1万2千人が踊りながら練り歩きます。企業や学校のチームが色とりどりの衣装で参加し、飛び入り参加できるゾーンもあります。金沢の夜を華やかに彩るイベントで、金沢の夜景・ライトアップと合わせて楽しめます。
百万石茶会(日曜日):兼六園の園内や金沢城公園の玉泉院丸庭園など、風情ある庭園を会場に表千家・裏千家などの茶席が設けられます。金沢は京都・松江と並ぶ日本三大菓子処で、金沢の花街と芸妓文化にも通じる茶の湯文化が息づいています。茶会チケットは事前販売のほか、当日券もあります。
百万石薪能(日曜夜):金沢城公園内の特設ステージで、かがり火に照らされた幻想的な雰囲気の中で能が上演されます。加賀藩は「加賀宝生」と呼ばれるほど能楽を保護し、武士だけでなく町人にも能が広まった歴史があります。初めて能を観る方にも解説付きで楽しめます。
金沢百万石まつりへのアクセスと交通規制
百万石行列が行われる土曜日は、金沢市中心部で大規模な交通規制が実施されます。
電車でのアクセス:北陸新幹線で金沢駅下車。行列の出発地点が金沢駅東口なので、電車でのアクセスが最も便利です。東京から約2時間半、大阪から特急サンダーバードで約2時間40分です。
車でのアクセス:行列当日は金沢市中心部の広い範囲で交通規制がかかるため、車での来場はおすすめしません。車で来る場合は、金沢駅西口の大型駐車場(金沢駅西口時計駐車場など)に停めて徒歩で移動するか、郊外のパーク&ライド駐車場を利用してバスで中心部に入るのが賢明です。
交通規制の範囲:行列ルートの金沢駅東口〜武蔵が辻〜香林坊〜広坂〜金沢城公園は、13:00頃〜17:00頃まで車両通行止めになります。周辺の一方通行や迂回路も設定されるため、当日は公式サイトの交通規制マップを事前に確認してください。
周遊バス:祭り期間中はバスの運行ルートが変更になる場合があります。城下まち金沢周遊バスやまちバスの運行情報は、北陸鉄道や金沢市の公式サイトで確認できます。
金沢百万石まつりの周辺グルメと宿泊情報
祭りの合間に楽しみたい金沢グルメと宿泊のポイントをお伝えします。
祭り会場周辺のグルメ:行列ルート沿いには屋台や露店が出店し、金沢おでんや能登牛串、金沢カレーなどご当地グルメが楽しめます。近江町市場で海鮮丼を食べてから行列を観覧するプランも人気です。北陸の必食グルメ総まとめを参考に、祭り前後の食事計画を立ててみてください。
宿泊の予約は早めに:百万石まつりの週末は金沢市内のホテルが大変混み合い、1〜2ヶ月前には満室になることも珍しくありません。早めの予約が必須です。金沢市内が満室の場合は、加賀温泉郷や小松市内のホテルを利用し、電車で金沢に日帰りする方法もあります。
茶屋街も合わせて楽しむ:祭り期間中は金沢の定番観光スポットも特別な雰囲気に包まれます。ひがし茶屋街やにし茶屋街では、祭りに合わせた特別公開や限定メニューが登場することもあります。春の金沢観光ガイドも参考にしながら、祭りと観光を組み合わせた旅行プランを立てましょう。
金沢百万石まつりの歴史と由来
金沢百万石まつりの起源は、1952年(昭和27年)に始まった「金沢まつり」に遡ります。商工会議所を中心に金沢の活性化を目的として始まり、1984年に現在の「金沢百万石まつり」に改称されました。
祭りのモチーフとなっている前田利家の金沢入城は、天正11年(1583年)6月14日のことです。織田信長の家臣だった利家は、賤ヶ岳の戦いで柴田勝家側から羽柴秀吉側に転じ、その功績により加賀・能登の領地を得て金沢城に入りました。以降、前田家は加賀百万石の大名として約280年にわたり金沢を治め、金沢の歴史の礎を築きました。
百万石行列における利家公役は、初代の俳優起用以来、毎年話題となるキャスティングです。過去には高橋英樹、竹中直人、沢村一樹、加藤晴彦など著名俳優が務め、お松の方役にも人気女優が起用されています。利家公・お松の方の発表は例年4月頃に行われ、その年の祭りの注目度を左右する一大ニュースとなります。
写真クレジット:
百万石まつりの行列 — Z3144228(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
金沢城公園 — fish0835(Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0)





