能登のキャンプ場・グランピングガイド — 海と里山に囲まれた能登半島のアウトドア拠点
能登半島は、日本海の絶景と豊かな里山に囲まれたアウトドアの宝庫です。海を目の前にしたキャンプ場から、里山の静けさに包まれるグランピング施設まで、さまざまなスタイルでアウトドアを楽しめます。都会の喧騒を離れ、波音や虫の声をBGMにテントで過ごす夜は、能登ならではの贅沢な体験です。ここでは、能登半島で人気のキャンプ場やグランピング施設を、エリアや特徴別にご紹介します。

能登のキャンプ場の魅力と特徴
能登半島のキャンプ場の最大の魅力は、日本海の壮大な景色を間近に感じられることです。海沿いのキャンプ場ではテントから数歩で波打ち際に出られる場所も多く、朝日や夕日を独占できるロケーションが揃っています。また、能登は光害が少ないエリアが多いため、能登の星空を存分に楽しめるのもキャンプの醍醐味です。
一方、内陸部には能登の里山文化を体感できるキャンプ場やグランピング施設が点在しています。棚田や雑木林に囲まれた静かな環境で、焚き火を囲みながら過ごす夜は格別です。能登の食材を使ったBBQも楽しめ、地元の新鮮な魚介や能登牛を炭火で焼く贅沢なキャンプ飯を味わえます。
能登のキャンプ場はシーズンによって異なる魅力を見せます。夏は能登の海水浴場と合わせて海遊びを楽しめ、春や秋は気候も穏やかでキャンプに最適。冬でもオープンしている施設があり、澄んだ空気の下で楽しむ冬キャンプには根強いファンがいます。
能登の海沿いキャンプ場おすすめ
見附島シーサイドキャンプ場(珠洲市)は、能登のシンボルともいえる見附島(軍艦島)を目の前に望む絶好のロケーションに位置しています。芝生のフリーサイトからは、日本海と見附島の壮大な景色が広がり、特に朝焼けの時間帯は息をのむ美しさです。設備はシンプルですがトイレと炊事場が整備されており、料金もリーズナブル。奥能登の珠洲めぐりの拠点としても最適です。
鉢ヶ崎キャンプ場(珠洲市)は、透明度の高い鉢ヶ崎海水浴場に隣接するキャンプ場です。オートキャンプサイトやフリーサイトのほか、ケビン(コテージ)も備えており、キャンプ初心者でも安心して利用できます。周辺には鉢ヶ崎リゾートの温泉施設もあり、海遊びの後に汗を流せるのも嬉しいポイントです。夏場は海水浴とキャンプを同時に楽しむファミリーで賑わいます。
大島キャンプ場(志賀町)は、能登金剛エリアの海沿いに位置するキャンプ場です。日本海に面した開放的なサイトからは、水平線に沈む夕日を一望できます。近くには増穂浦海岸や能登金剛の景勝地が点在しており、能登の釣りも楽しめる環境です。松林に囲まれたサイトは夏でも木陰が心地よく、快適に過ごせます。
袖ヶ浜キャンプ場(輪島市)は、輪島市の袖ヶ浜海水浴場に隣接するキャンプ場です。輪島の朝市や白米千枚田への観光拠点としても便利な立地で、海水浴シーズンには特に人気があります。輪島市街地からのアクセスが良く、買い出しにも困りません。
松島オートキャンプ場(内灘町〜宝達志水町エリア)など、能登半島の入口に近いエリアにもキャンプ場があります。金沢からのアクセスが良く、のと里山海道を利用すれば短時間で到着できるため、週末のプチキャンプにもおすすめです。
能登の里山キャンプ場・グランピング施設

石川県健康の森キャンプ場(輪島市三井町)は、能登の里山に広がる自然豊かなキャンプ場です。ブナやナラの森に囲まれたサイトは、夏でも涼しく快適。オートキャンプサイトのほか、バンガローやログハウスも備えています。森の中でのハイキングや野鳥観察、昆虫採集など、子どもたちの自然体験にも最適な環境です。
柳田植物公園キャンプ場(能登町)は、柳田植物公園に併設されたキャンプ場です。園内にはプラネタリウムや星の観察館があり、キャンプと合わせて天体観測を楽しめます。能登の里山らしい穏やかな景観の中、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
近年、能登半島でもグランピング施設が増えてきています。能登の食材を使った豪華なBBQセットや、快適なベッドが用意されたテントやドーム型施設など、アウトドア初心者でも手軽に自然を満喫できます。海の見えるグランピング施設では、波音を聞きながらの贅沢なアウトドア体験が人気です。
また、能登のサイクリングと組み合わせて、キャンプ場を拠点にしたサイクルツーリングを楽しむ旅行者も増えています。能登半島一周の途中でキャンプ場に泊まりながら走る旅は、能登の自然と文化を存分に感じられる冒険です。
能登のキャンプ場利用の注意点とアクセス
能登半島のキャンプ場を利用する際には、いくつかの注意点があります。まず、多くのキャンプ場は4月下旬から10月末までの期間営業です。通年営業の施設もありますが、冬季は閉鎖されるところが多いため、事前に確認が必要です。
夏のハイシーズン(7月下旬〜8月中旬)は混雑が予想されるため、早めの予約をおすすめします。特に海沿いの人気キャンプ場は、予約開始日に埋まってしまうことも珍しくありません。一方、春や秋の平日は比較的空いており、ゆったりとキャンプを楽しめます。
能登半島は日本海に面しているため、天候が変わりやすい点にも注意が必要です。特に秋から冬にかけては強風が吹くことがあり、テントの設営にはしっかりとしたペグダウンが必要です。天気予報をこまめにチェックし、荒天時には無理をしないことが大切です。
アクセスについては、能登半島ドライブガイドを参考にするとよいでしょう。金沢からのと里山海道を利用して穴水方面まで約2時間、さらに奥能登の珠洲方面までは約3時間です。キャンプ場の多くは公共交通機関では行きづらい場所にあるため、車でのアクセスが基本となります。
買い出しについては、能登半島は大型スーパーやホームセンターが限られています。食材や燃料は金沢や七尾で調達しておくか、道の駅や地元の直売所で新鮮な地元食材を手に入れるのもおすすめです。地元の鮮魚店で新鮮な魚介を購入して、キャンプ場でBBQにするのは能登キャンプの醍醐味です。
能登の大自然に囲まれたキャンプは、日常を忘れて心身をリフレッシュさせてくれる最高の体験です。日本海の絶景、満天の星空、そして能登の豊かな食材。この三つが揃った能登半島のキャンプ場で、特別なアウトドア体験を楽しんでみてください。
写真クレジット:
能登半島の海岸風景 — 雷太(Wikimedia Commons / CC BY 2.0)
能登半島の豊かな自然 — 雷太(Wikimedia Commons / CC BY 2.0)








