のと里山空港と能登のアクセスガイド|飛行機・車・電車・バスを徹底比較

能登半島への旅を計画するうえで、アクセス方法の選択は重要なポイントです。のと里山空港(能登空港)を利用すれば、東京・羽田から約1時間で能登の玄関口に到着できます。飛行機以外にも、金沢から車やバス、のと鉄道を利用するルートなど、能登半島へのアクセス手段は多彩です。この記事では、各交通手段の特徴や所要時間、料金を比較し、能登旅行に最適なアクセス方法をご紹介します。

のと里山空港(能登空港)の基本情報

のと里山空港は、石川県輪島市三井町に位置する地方空港で、2003年に開港しました。正式名称は「能登空港」ですが、愛称として「のと里山空港」の名前で親しまれています。能登半島のほぼ中央に位置しているため、輪島や珠洲、七尾など能登各地へのアクセス拠点として非常に便利です。

空港ターミナルはコンパクトながらも清潔感があり、お土産売り場やレストランも併設されています。地元の特産品である輪島塗や能登の海産物加工品、地酒なども購入できるため、到着後や出発前のお買い物にも便利です。空港の展望デッキからは、能登の里山風景を一望でき、天気が良ければ日本海まで見渡すことができます。

のと里山空港の羽田便|東京から約1時間で能登へ

のと里山空港にはANA(全日本空輸)が運航する羽田-能登便が就航しています。1日2往復の運航で、フライト時間は約1時間です。東京から能登半島への最速アクセス手段であり、特に奥能登(輪島・珠洲方面)を訪れる場合は飛行機が圧倒的に便利です。

航空券の料金は、通常運賃で片道2万円~3万円程度ですが、早割や旅割を利用すれば1万円台で購入できることもあります。旅行の日程が決まったら、早めの予約がお得です。搭乗手続きも地方空港ならではのスムーズさで、出発の30分前に空港に到着すれば十分間に合います。

空港からの移動手段としては、レンタカーが最も便利です。空港内にはレンタカー各社のカウンターがあり、到着後すぐに車を借りることができます。また、輪島市街地や穴水方面への路線バスも運行されており、車を運転しない方でも移動が可能です。

のと里山空港(能登空港)のターミナルビル
のと里山空港(能登空港)のターミナルビル(Photo: Dmitry Avdeev / CC BY-SA 3.0)

金沢から能登半島へのアクセス|車・バス・電車の比較

金沢から能登半島へのアクセスは、車(レンタカー)、高速バス、のと鉄道の3つの方法があります。それぞれの特徴を比較して、旅行スタイルに合った方法を選びましょう。

車の場合、金沢からのと里山海道(無料の自動車専用道路)を利用して、穴水まで約1時間30分、輪島まで約2時間、珠洲まで約2時間30分です。のと里山海道は通行料無料で、途中のサービスエリアからは日本海の絶景を楽しめます。能登半島は公共交通機関が限られているため、自由度の高い車での移動が最もおすすめです。

高速バスは、金沢駅前から輪島行きの「北鉄奥能登バス」が運行しています。所要時間は約2時間30分で、料金は片道2,300円程度です。バスの本数は1日数本と限られるため、事前に時刻表を確認しておきましょう。七尾方面へはJR七尾線を利用することもできます。

のと鉄道で楽しむ能登のローカル線の旅

のと鉄道七尾線は、七尾駅から穴水駅までを結ぶローカル線で、車窓から七尾湾の美しい海景色を楽しめる人気の路線です。全長33.1キロメートル、所要時間は約40分で、途中の能登中島駅や和倉温泉駅など、沿線には魅力的なスポットが点在しています。

のと鉄道では、観光列車「のと里山里海号」が運行されており、能登の絶景ポイントで一時停車するなど、ゆったりとした列車旅を楽しめます。車内では地元の食材を使ったスイーツや軽食のサービスもあり、移動自体が旅の思い出になります。予約制のため、事前の申し込みが必要です。

のと鉄道の運賃は七尾-穴水間で片道850円です。穴水駅からは路線バスに乗り継いで輪島や珠洲方面へ向かうことができます。鉄道とバスを組み合わせた能登周遊は、レンタカーとは一味違ったのんびりとした旅の楽しみ方です。

のと里山空港(能登空港)の上空からの航空写真
のと里山空港(能登空港)の上空からの航空写真(Photo: Dmitry Avdeev / CC BY-SA 3.0)

能登半島でのレンタカー利用ガイド

能登半島を効率よくめぐるには、レンタカーの利用が断然おすすめです。公共交通機関が限られる能登では、車があることで行動範囲が大幅に広がります。レンタカーは、のと里山空港、金沢駅周辺、和倉温泉などで借りることができます。

レンタカーの料金は、コンパクトカーで1日5,000円~8,000円程度が相場です。能登半島を一周する場合、走行距離は約250~300キロメートルになるため、ガソリン代も考慮に入れておきましょう。能登半島内にはガソリンスタンドが限られるエリアもあるため、こまめな給油を心がけてください。

能登半島の道路は比較的走りやすく、海沿いの道路からは絶景を楽しめます。ただし、冬季は積雪や路面凍結の可能性があるため、スタッドレスタイヤ装着車を選ぶようにしましょう。奥能登の山間部では道幅が狭い箇所もあるため、運転には注意が必要です。

能登半島へのアクセス比較表と所要時間

能登半島へのアクセス方法を所要時間と料金で比較すると、以下のようになります。東京から能登へは、飛行機が最速で約1時間(のと里山空港着)。北陸新幹線で金沢まで約2時間30分、そこからレンタカーで約1時間30分~2時間30分というルートも人気です。大阪からは特急サンダーバードで金沢まで約2時間40分、名古屋からは特急しらさぎで金沢まで約3時間です。

費用面では、飛行機は早割利用で片道1万円台から、北陸新幹線は東京-金沢間で片道約1万4,000円(指定席)です。のと里山海道は無料で通行できるため、レンタカー代とガソリン代のみで能登半島内を自由に移動できます。旅行の期間や目的地、予算に応じて最適な交通手段を選んでみてください。

のと里山空港周辺の見どころとモデルプラン

のと里山空港に到着したら、まず周辺の見どころからめぐってみましょう。空港から車で約20分の輪島市街地には輪島朝市があり、新鮮な海産物や地元の工芸品を楽しめます。空港から珠洲方面へ向かえば、奥能登の自然豊かな海岸線が続きます。

1泊2日のモデルプランとしては、初日に空港到着後、輪島方面を観光し、和倉温泉や輪島の宿に宿泊。2日目は能登島や七尾方面をめぐり、金沢方面へ抜けるルートがおすすめです。2泊3日あれば、珠洲や外浦の海岸線も含めた能登半島一周も可能です。

能登のアクセスガイド周辺の見どころ

能登半島への旅をさらに充実させるために、交通手段に関連した見どころもご紹介します。能登半島ドライブガイドでは、レンタカーで能登をめぐる際のおすすめルートや絶景ポイントを詳しく紹介しています。海沿いの爽快なドライブは能登旅行の醍醐味のひとつです。

鉄道の旅を楽しみたい方には、のと鉄道の特集もおすすめです。七尾湾の絶景を車窓から楽しむローカル線の旅は、能登の魅力を五感で感じられる特別な体験です。また、アクティブ派には能登のサイクリングもおすすめ。自転車で能登の風を感じながら、自分だけのペースで半島をめぐる旅は格別です。それぞれの移動手段の良さを活かして、能登半島の旅を思い切り楽しんでください。

写真クレジット:
のと里山空港(能登空港)のターミナルビル — Dmitry Avdeev(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)
のと里山空港(能登空港)の上空からの航空写真 — Dmitry Avdeev(Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0)

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