能登の紅葉名所めぐり — 柳田植物公園・妙成寺・永光寺など秋の能登の絶景
能登半島の秋は、日本海からの潮風と里山の自然が織りなす穏やかな紅葉に彩られます。金沢の兼六園とはひと味違う、静かな古刹や自然公園で楽しむ能登の紅葉は、混雑を避けてゆったりと秋を満喫したい方にぴったりです。妙成寺の五重塔と紅葉のコントラスト、總持寺祖院の境内を染める秋の彩りなど、歴史と自然が融合した能登ならではの紅葉スポットをめぐってみましょう。
能登の紅葉名所・柳田植物公園
能登町にある柳田植物公園は、約50ヘクタールの広大な敷地に四季折々の植物が楽しめる自然公園です。秋になるとモミジやカエデ、ブナなどの落葉樹が美しく色づき、園内の散策路を歩きながら紅葉狩りを満喫できます。特に園内の池の周辺は水面に映る紅葉が美しく、写真撮影スポットとして人気があります。
柳田植物公園は星空の美しさでも知られており、敷地内にはプラネタリウムやコテージも備えています。秋の紅葉シーズンに宿泊して、昼は紅葉散策、夜は満天の星空観察という贅沢な過ごし方もおすすめです。九十九湾からも近く、紅葉と海岸美を組み合わせた秋の能登旅が楽しめます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬です。
能登の紅葉名所・妙成寺

妙成寺は羽咋市にある日蓮宗の名刹で、国の重要文化財に指定された五重塔をはじめ、本堂、祖師堂、経堂など10棟もの堂宇が重要文化財に指定されています。秋には境内のモミジやイチョウが鮮やかに色づき、荘厳な伽藍と紅葉の取り合わせは、能登の秋を代表する絶景です。
特に五重塔を背景にした紅葉の眺めは圧巻で、北陸随一の五重塔と赤や黄に染まる木々のコントラストは多くの写真愛好家を魅了しています。境内には樹齢数百年の古木も多く、歴史の重みを感じながら秋の散策を楽しめます。紅葉の見頃は11月上旬から中旬。混雑することが少ないため、静かな環境で紅葉を堪能できるのも妙成寺の魅力です。
能登の紅葉名所・永光寺

羽咋市の山間に静かにたたずむ永光寺(ようこうじ)は、瑩山禅師が開いた曹洞宗の古刹です。杉林に囲まれた境内は秋になると、カエデやモミジが色づき、禅寺の凛とした佇まいに華やかな彩りを添えます。苔むした石段と紅葉のコントラストは、まさに日本の秋の原風景ともいえる美しさです。
永光寺の紅葉は、観光地化されていない穴場スポットとして知られています。訪れる人が少ないため、紅葉に包まれた禅寺の静寂を独り占めできる贅沢な体験が待っています。参道を歩きながら、落ち葉を踏みしめる音と鳥のさえずりだけが聞こえる静かなひとときは、日常の喧騒を忘れさせてくれます。紅葉の見頃は11月上旬から中旬です。
能登の紅葉名所・總持寺祖院と門前町
總持寺祖院は輪島市門前町にある曹洞宗の大本山で、広大な境内は秋になると紅葉に包まれます。山門から続く参道のモミジ並木は、赤・橙・黄のグラデーションが見事で、紅葉のトンネルをくぐるような体験ができます。歴史ある禅寺の風格と紅葉のハーモニーは、能登の秋景色の中でも特に見応えがあります。
門前町一帯でも秋の彩りを楽しめます。春蘭の里方面に足を延ばせば、里山の紅葉風景を堪能しながら農家民宿での滞在も可能です。總持寺祖院の紅葉の見頃は11月上旬から中旬。能登半島ドライブガイドを参考に、門前町から輪島市街、奥能登方面へと紅葉ドライブを楽しむプランもおすすめです。
能登の紅葉の見頃とアクセス

能登半島の紅葉の見頃は、例年10月下旬から11月中旬にかけてです。山間部の永光寺や柳田植物公園は10月下旬頃から色づき始め、海沿いの寺社は11月上旬から中旬がピークとなります。金沢市内より若干早めに見頃を迎える場所が多く、能登の紅葉を楽しんだ後に金沢の兼六園を訪れるという旅程も可能です。
アクセスは、金沢からのと里山海道を利用して妙成寺まで約50分、永光寺まで約1時間、總持寺祖院まで約1時間半が目安です。柳田植物公園は穴水ICから車で約30分。いずれも紅葉シーズンの混雑は都市部に比べて穏やかですが、週末は駐車場が埋まることもあるため、早めの出発がおすすめです。能登の秋は紅葉に加えて海の幸も最高の季節。温泉と美食を組み合わせた秋旅を計画してみてください。
写真クレジット:
妙成寺の庭園と紅葉 — 運動会プロテインパワー(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
妙成寺の書院と庭園 — 運動会プロテインパワー(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)
妙成寺の経堂 — 運動会プロテインパワー(Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0)








